- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167138165
感想・レビュー・書評
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本書にも現れているが、丸谷才一の考え方やものの見方は面白いなぁと思うときがある。こだわりがあったり、裏づけがあったり、など。本を読む限りでは、害になる事は無いと思う。普段は我々が、あまり気にしないところを指摘していると思う。ヒントもあるが、どうでもいいこともあり。
白玉クリームあんみつ、については著者と同意見。即物的で考えなくとも分かってしまう、デジタルな名前の付け方で、色気が無いと思う。
本を読むコツ、インデックスリーディングは出来そうに無いと考える。本の大筋を捉えることばかりで、言葉には注目していないと思う。人物表、年表については、同感。出てきたら、すぐに書き留めないと、忘れてしまい、後から誰だ?と探すのが大変。という経験は、何度もした。
敬語が邪魔になる時、首相某のあと、変な敬語が増えたと感じる。口からすらすらと出てくる。おかしいなと感じたら、直す努力をしないと。直すためには、大変な時間と労力がかかる。
発見したこと、丸谷と三島は同年であった。
読書の効用
1 情報を得られるということ
2 本を読むことによって、考え方を学ぶことができる
3 書き方を学ぶということ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・西洋小説が好きなこと
・日本のは永井荷風が好き
・読書の効用…情報を得られること、考え方を学ぶこと(特にものを考える人がでてくるのは勉強になる)、書き方を学ぶ
・書評を読む
・学者の本を読む
・百科事典を読む
・学者の書いた回想録、自伝、伝記を読む
・書を捨てて街へ出よう
・「させていただきます」