- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167142407
感想・レビュー・書評
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池波正太郎のエッセイ集。軽快な文章と、自分で描いた絵が妙にマッチする。
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方から完全に力が抜けた自由奔放なエッセイである。もとより老練な技術に裏打ちされているために、奔放であろうとその筆致は十分に魅力がある。60過ぎたときにはこのような筆力を余裕の元に身につけていたいものである。
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ユーモアがあり、面白かった。
著者直筆の絵はとても味わいがある。 -
こんな風に人生を見つめてゆけたら
丁寧で、おだやかな、くすりと笑える暮らし -
P107引用:
それというのも、一つには太平洋戦争の後遺症が残っているからだ。個人の人生なんていうものは、恐ろしい動乱、人災や天災の前には、ひとたまりもない。いまの若い人には実感がわくまいけれど、その事実を、まざまざとわが眼にたしかめた者にとって、あのときの衝撃は生涯、ついてまわる。 -
池正では初めて読んだエッセイ! 万年筆だけでなく、書く作業から見えてくる風景
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池波さんの食の話しは、特に好きです。
今回は、洒落たイラストに驚き!です。 -
洒落てすぎる。
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無知な私にとって池波先生の
エッセイはとても勉強になります。
先生の考え、昔話、映画のこと、料理のこと。
何かしら出会いが必ずある。
この本に登場した田中冬二さんの
詩に興味をもったこともそのひとつです。 -
食・占い・思い出話など池波正太郎の人となりを知るにはうってつけの一冊です。<br>イラストも池波さんが描いています。石ノ森正太郎さんチックで味があります(笑)。<br>文春文庫。