トミーノッカーズ 下 (文春文庫 キ 2-15)

  • 文藝春秋
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167148140

作品紹介・あらすじ

大量の乾電池などを使い、家庭の日用品をつぎつぎと改良していくヘイヴンの人々。町には不可解な死亡事故や失踪事件が頻発している。森の奥深くからは、怪しい緑色の光が…。平和だったヘイヴンに何が起っているのか?ボビはどこまで"進化"していくのか?SF的趣向とモダン・ホラーが渾然一体となったキング・ワールド。

感想・レビュー・書評

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  • トミーノッカーズを読み終えた
    この文庫本版の初版が出た1997年に宮脇書店で購入してから、ゆうに22年経っとる…
    家でストックしてから読み始めたのはいつだったか覚えているはずもなく、でも足掛け20年はかかったんやと思う…

    上巻の感想は…前半もう覚えてない
    下巻の百うん頁からこの5月に再開、読み終えることができた!
    物語概要はなんとか理解して記憶してたけど、登場人物は多いし、色んな場面があって、正直読むのが苦痛だった
    第三部からの怒涛の展開でガンガン読み進められた

    キング作品によくある緻密で迫力ある展開が、やっぱり読みたい、続きを知りたいという欲求が押し寄せてくる
    されど足掛け20年の読了はいくらなんでも長過ぎた
    疲れたよ、疲れ果てた…
    次は何読もうとかなと考える自分がいるが

  • 上巻同様紙面に対する文字バランスの悪さに辟易しました。
    あと物語の進行も速くないし、なんというか読むのがしんどかったです。

  • これは結末が本当に救えない作品。
    どうしてこうなったの?と本当に聞きたいぐらい。
    うそでなくて。

    やはりある人は物語の鍵となりました。
    だけれども、その結末も
    グッチャグチャのドロドロの展開を
    きれいにするものとは遠いものでした。

    ただし、本当のラストだけは救いかな。
    そう、鍵の人が望んだ
    ある種の救済は
    本当の最後で果たされたので。

    正直、ドリームキャッチャーとかのほうが
    おもしろかったです。
    他の人が言うようにSFには向かないです。

  •  上巻のテイストとはまた違う下巻の疾走感。
     いやあ……きつかった……。

     脳がテキスト型の自分には珍しく、本から想像される光景が脳容量いっぱいにふくらんで、素でSAN値が減りました。キングものはこれだから。
     面白いとか楽しいとかをすっ飛ばして劇薬だった。グロかったしキモチワルかったし惹きつけられたし夢中になったけど、……も、もうこのテの刺激は勘弁させてください。極彩色のストーリー展開がつーらーいー。

     納屋の中もアレだったけど、“進化”の推移がもう。耐えられないと思う感性すらマヒしている様子がオソロシイ。

     話の流れ的には、ああまあそうだろうなという大枠をなぞっているものの、細かいところでうわーぎゃーっえーそうなるのー、という展開がちょこちょこと。
     読み返す気にはちょっとなれないのですが、本の内容は当分忘れられそうにないです。どうしてこう容赦なくどぎついんだ。

  • 090123〜090209読了

  • 未読

  • 自販機が飛んで追っかけてくる所が怖いです。

  • 私はダメ親父に弱い。
    この作品、ダメ親父がなんとか事態を良くしようと思い、けど思うだけで行動は伴わず、それでも最後にはなけなしの勇気を奮うという自分のツボを突く作品でした。
    ザ・ショップとかITとか、過去のキング作品からもゲスト出演的なものがあったり。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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