おこう紅絵暦 (文春文庫 た 26-9)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167164119

感想・レビュー・書評

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  • 時代劇を楽しみました。
    「だましゑ歌麿」を読んでいないのですが
    おこうの活躍はなかなか面白かったです。
    短編なので気楽に読み終わりました。

    ≪ 恋女房 幸せの中 謎を解く ≫

  • だましゑ歌麿の続編。
    仙一さんではなく、奥さんになったおこうが活躍する短編集。
    おこうの観察力と後に北斎になる春朗の働きで事件の真相を見抜き、仙一の父である左門が見せる人情溢れる落とし所と、ワンパターンさが安心感に繋がる時代ものらしい作品です。軽く読むにはいいけれど、やっぱり長編には敵わない。

  • 挫折

  • 高橋克彦の市井ものは初めて読んだが面白い。ぐいぐい読める感じは『炎立つ』同様。シリーズ物みたいなので他作品も読もっと。

  • 一之進とおこうのゴールインで終わった「だましゑ歌麿」のスピンオフ。
    吟味方筆頭与力の妻で元柳川芸者の日常謎解き。前作が大作だっただけにチト物足りないが、面白いは面白かった。未来の葛飾北斎をアゴで使っちゃうんだよ〜w。

    隠居の左門が武士の生きる意味を見つめる「迷い道」が良かったな。

  • 20160811読了

  • 2015/07/30購入
    2015/08/22読み始め
    2015/08/27読了

  • 十手持ちの妻となったおこうが、旦那の代わりに事件に挑む短編集。人情物です。
    同心の仙波が難事件に挑む話が読みたかったけれど、これはこれで味がある。舅の左門が魅力的。

  • 『だましゑ歌麿』の姉妹編。短編集。
    元柳橋の芸者で仙波の妻になったおこうが主役。
    仙波が同心から筆頭与力になってしまったので、出番は少なめ。仙波ひいきの私としては少し寂しいですが、さりげなくおこうに優しさを見せるとこが好き。

  • 北町奉行所筆頭与力の妻にして元柳橋芸者のおこうが、嫁に優しい舅の左門と力をあわせ、江戸の巷を騒がせる難事件に挑む。
    心あたたまる読後感はなかなのものです。。。
    『だましゑ歌麿』の姉妹篇。。。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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