かくれんぼ 御宿かわせみ 十九 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167168667

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  • 「マンドラゴラ奇聞」「花世の冒険」「残月」「かくれんぼ」「薬研堀の猫」「江戸の節分」「福の湯」「一ツ目弁財天の殺人」
    「マンドラゴラ奇聞」は突然不思議な話が入ってきたと感じて、今までとは違う印象な話であった。「花世の冒険」を読んで思ったが、花世みたいな子は可愛さを感じるよりも、その夜郎自大さに少しばからイライラする。19巻の中で一番、哀しさを感じたのは「残月」。このお話が秀逸だった。

  • 【8作収録】
    ・朝鮮人参と似ていながら、使用すると人を狂わせる植物マンドラゴラ。それを売り歩いていた男が遺体で発見されるが、マンドラゴラが見つからない。殺される直前に、男は捨てたと言い張ったが・・・
    ・かわせみへ一人で歩いてきた花世。褒められたことで味を占め、後日再び慣行するも、見知らぬ男に連れ去られる。何とか脱出し、永代の元締めに助けられる
    ・20年前の殺人の罪を償い江戸へ戻ってきた女。時が経っても当時の動機はわからぬまま、娘の婚儀の足枷にならぬよう江戸を出ようとした折、娘がかどわかしに遭う
    ・かくれんぼの最中、壁のすぐ向こう側の殺人を聞いてしまった源太郎と花世。薩摩藩と前御台所の密書が紛失し、疑心暗鬼にかられた内部同士の犯行
    ・行方不明になった猫が近所の隠居に連れられていたと言う芸妓。隠居は長旅に出たばかりで帰りはいつになるかわからず、息子夫婦は芸妓の度重なる苦情に町を出て行く様子で・・・
    ・質の悪いねずみ講が流行る中、老女1人がかわせみへ滞在する。金を持ち逃げしたねずみ講の元締めの女ではないかと疑う中、老女は大川へ身投げしようとする
    ・薬湯の元が売れに売れる湯屋の女主人がかわせみに滞在する。同じ頃かわせみへ滞在している老夫婦を目の当たりにし、一度も結婚することなく商売一筋できた自分の人生が果たしてよかったのかと感傷にひたる
    ・名主の娘が陵辱された挙句に殺された。その数日前には、不審火が続き、偶然現場に居合わせた男がひっ捕らえられていた。男は名主の娘と恋仲に近い関係であった。2つの事件の関連性はあるのか

  • 00年5刷本

  • 2007/9/24
    BM-H E

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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