- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167169060
作品紹介・あらすじ
沈没後九年で瀬戸内海から引揚げられた悲劇の潜水艦イ33の一室から、“生けるが如き”十一の遺体が発見された。表題作のほか、「烏の浜」「海の棺」「剃刀」「手首の記憶」を収める。
感想・レビュー・書評
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大平洋戦争の5つの短編集。特にタイトルにもなっている「総員起シ」が秀逸。作者の吉村昭氏の戦艦武蔵に通じるドキュメンタリーとして型潜水艦の引き揚げを描いている。
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悲惨無惨
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伊33号のこの事件のことを初めて知った。サルベージされていく経過はドキドキハラハラ。ドラマを見ているよう。
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短編集
総員起シはプロジェクトX的でさくさく読めました。
他の話も、戦争は悲惨だ!と押し付けられるのではなく、じわじわと押し寄せる恐怖と悲しさがあります。 -
in a sense, this novel was impressive beyond the reach of my capacity and I wil not forget reading this horrible war stories. I learned human responses to extremely abnormal conditions of the war.
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2012.4.27(金)¥157。
2012.5.24(木)。 -
4167169061 286p 1991・1・25 9刷