すっぴん魂 (文春文庫 む 12-5)

著者 :
  • 文藝春秋
3.26
  • (6)
  • (7)
  • (50)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 127
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167179083

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分の書棚から何気に取りだし、読み始める。図書館派には味わえない楽しみと言えるかも。
    10数年ぶりの再読だが、笑えて、気楽に読め、著者の、演技者としてばかりでなく、エッセイストとしての才能にも、そのレベルの高さを実感する。

  • 読書録「すっぴん魂」3

    著者 室井滋
    出版 文藝春秋

    p57より引用
    “人口三万人の小さな田舎町では、テレビに
    出る町出身のタレントはとても珍しく、私と
    私の家の墓はけっこう知られているようだっ
    た。”

    目次から抜粋引用
    “ミニスカポリスはいかしてる
     私のお盆
     宝の山だす
     びっくり便所
     行き倒れの人”

     女優である著者による、身の回りの人物と
    その出来事を綴ったエッセイ集。
     駐車禁止の取り締まりからわんこそばまで、
    ひとくせもふたくせもある人たちが大勢出て
    きます。

     上記の引用は、著者が帰省してお墓参りを
    した話での一節。
    人前に出る仕事をしていると、お墓まで知ら
    れてしまうとは、なかなか大変なことでしょ
    うね。死んでからまで大勢の人に見られては、
    落ち着いて成仏出来なさそうです。仏教かど
    うかは知りませんが。
     それにしても、世の中にはユニークな人が
    大勢いるものだなと思います。
    自分の周りにも、くせのある人はいるので
    しょうが、ずっと近くにいると、慣れてし
    まっているのかもしれませんね。
    都心に住むと、より多くの人が集まっている
    ので、特徴のある人もより多く集まっている
    のかもしれないなと思いました。

    ーーーーー

  • やっぱり室井滋は面白いな〜

  • 落ち込んだときにこの本で大爆笑するとスッキリします

  • 室井さんはやっぱりよい

    すっぴん魂<1>

  • いままで、すーっと通り過ごしてきた小さな事も<BR>
    ふと気付くと、笑えたり(笑)<BR>
    周りを見ると楽しいチップスが沢山だねーと<BR>
    思えてくる一冊でした。

  • しげるさんの、笑いのツボに入りまくりです!!元気になれる一冊。

  • 爆笑本です。
    室井滋さんって多才だわ。

  • エッセイスト室井滋。笑える。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

富山県生まれ。女優。早稲田大学在学中に「風の歌を聴け」(1981年)でスクリーンデビュー。数々の映画賞受賞のほか、2012年に日本喜劇人協会喜劇人大賞特別賞、2015年松尾芸能賞優秀賞を受賞。1991年マガジンハウスより『むかつくぜ!』を発刊以来、著書本多数。2011年に『しげちゃん』(金の星社)で絵本原作デビューし、同年より絵本ライブを全国で開催。ほかに、『ウリオ』『キラキラ は・は・歯』(世界文化社)、『チンチンボンボさん』(絵本館)がある。また、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」日本語版のドリーの吹き替えや、FMとやまで昔ばなしの読み聞かせも行っている。

「2021年 『しげちゃんの はつこい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

室井滋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×