ミッドウェイの刺客 (文春文庫 い 45-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167206031

感想・レビュー・書評

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  • ミッドウェイ海戦での米空母ヨークタウンを撃沈した伊168の話。ただしノンフィクションではない。レーダーの無い時代、魚雷攻撃は攻撃側も命がけだったのがわかる。

  • ミッドウェイ海戦のフィクション。
    海洋モノの作品。第二次世界大戦モノの中で、零戦や大和と比較して潜水艦を題材にした作品は少ない。その焦点となっていない潜水艦を焦点としたのは、この作品のキモです。

  • 事実に基づくフィクション。
    手に汗握る展開は後半からだが、今ひとつ緊張感が感じられない。また、作者の伝えたいことが何なのか…ただの戦記ものならノンフィクションのほうが入り込める。

  • 2回目読了。『決断』を思い出し、懐かしい。

  • 艦長のかっこよさ。士気が低い部下を態度と結果で持ち上げるすごさ、土壇場で落ち着く冷静さ。何かのプロジェクトリーダーは斯く有るべし。大胆さ、冷静さ、機転のきかせかたすべてが素晴らしい。
    ストーリーもありがちなのに、緻密なディテール、キャラクターの魅力。すべて一級品。戦記でありながらエンターテイメントとして成り立っている素晴らしい。

  • 久久に一気に読んだ面白い本^^
    最近は、無造作に色々な本を買ってますが、
    これは二日で読んだ快挙本(平均一週間読破だから)

    結構難しくない描写だから読みやすい。
    そして、すっごく現実味のある書き方。
    艦長が凄く人間味ある感じで、些細な事で悩んで感動して、
    お守り貰って神頼みとかもして、
    それでも皆を纏めようと必死になって、
    揺るがない信念もって作戦遂行にあたるだなんて

    はらはらどきどきで読めた小説は久久かもー
    そういう意味で、作者の別の作品も読んでみたくなったかな。
    潜水艦好きになりそうだ

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著者プロフィール

1959年、東京生まれ。明治大学文学部を卒業後、広告代理店勤務を経て作家デビュー。伊五八潜水艦のインディアナポリス撃沈を題材にした処女作『雷撃深度一九・五』で脚光を浴びる。その他の作品に『八月十五日の開戦』『無音潜航』がある。

「2022年 『ゲーム・メーカー 沈黙の侵略者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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