石川節子―愛の永遠を信じたく候 (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167239145

作品紹介・あらすじ

初恋の人・石川啄木と結ばれた節子は、誰よりも早く彼の天才を信じた人だった。二十歳で結婚して二十七歳で亡くなった短い生涯は病気と貧困と家庭不和に脅かされ続けた。命がけの献身によって啄木の芸術を支えながら、生活に追われて心は次第にすれ違っていく。妻を描いて等身大の啄木を鮮やかに浮かばせる、伝記文学の傑作。

著者プロフィール

澤地久枝(さわち・ひさえ):1930年、東京生まれ。その後、家族と共に満洲に渡る。ノンフィクション作家。1949年中央公論社に入社。在社中に早稲田大学第二文学部を卒業。著書に『妻たちの二・二六事件』『火はわが胸中にあり』『14歳〈フォーティーン〉』『昭和とわたし』など多数。『滄海よ眠れ』『記録ミッドウェー海戦』でミッドウェー海戦を克明に跡づけるとともに、日米の戦死者を掘り起こした功績により菊池寛賞受賞。2008年朝日賞受賞。

「2023年 『記録 ミッドウェー海戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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