波光きらめく果て (文春文庫 た 8-2)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167373023

作品紹介・あらすじ

燃え、焦がれ、そして……。欲するままにひとを愛し、堕ちながらなお輝きつづける。過去を振り返らない女のはかなさと悲哀が共感を呼んだ長篇恋愛小説。「土の旅人」併録。(饗庭孝男)

感想・レビュー・書評

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  • 壱岐を背景に輝く女性が従姉妹の夫との不倫。そして、島に住めなくなるまでが描かれる。また結婚を前に父と17年ぶりに瀬戸内を旅行する娘が演出する父の元愛人との出会い。著者のキーワードである明るく水と光に満ちた世界と墜ちて行く人物の対比が美しい。やはりカルメン的な女性が魅力的です。

  • 壱岐などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

小説家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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