肉体百科 (文春文庫 む 4-5)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 197
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167485054

感想・レビュー・書評

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  • 身体のいろいろな部位にまつわる話です。共感できる話や豆知識みたいな話があり、なかなか面白かったです。

    しもやけの話は勉強になりました。群さんが油を摂取しないダイエットをしたところ初めてしもやけになったそうです。私は、うっそだー。それはないだろうと思い、お医者さんに聞いたところ本当の事でした。お医者さんが言ってました。「何でもやり過ぎは駄目。バランスが大事。」本当にその通りだと思います。

    一番好きな話は二の腕です。最後のオチで思わず吹き出してしまいました。

  • 表紙におっぱいが6つ載っていて、この表紙だけでも「ワタシだったらどれがいいかな?」なんてクスッとできます。「男と女の深い穴」っていう文庫の表紙にはかなわないですが…
    表紙と比べて内容はそうそうエロいことばかりではなくて、群ようこさんが日ごろ感じている(おばさん視線での)からだのいろいろの部分についての楽しいエッセイです。
    ガングリオンはむかし娘が、ガングリオンですって言われたときに「がん」の仲間か?と思ってとってもびっくりしたのを思い出しました。

  • 作者・群ようこさんの肉体にまつわる面白話が連載!
    お友達から借りた1冊ですが、笑えたー!

  • 肉体の様々な「部分」についての軽い話題。
    一項目3ページ程度と短いので、時間の隙間にちょっと読むのに便利。

  • この作家さん、好きかといわれると、別に。
    でも、気になる。

  • 群れようこさんの本は好きです。
    あるあるwwwってのを確実についてきます。
    ただこの本は体のことが書いてあるので、体系があまり似ていない自分は共感する場所もあまりなかったです、残念ながら。
    ま、5年前だったらそっくりだったんですけどね。
    アメリカ来てやせたので・・・(涙)

    それから収録話も、普通のに比べて短いです(4~5ページ)。
    だから話が盛り上がってからとかなく、始まってすぐオチなんですね。
    それもいまいち笑いに欠けた理由かと。

  • 体の一つ一つの部分でエッセイを書く斬新さ。
    私自身も抱いていた疑問を作者も同じように抱いていたという事に感動。

  • 売却

  • 体の細かいところまでひとつひとつこんなに面白い話をほりかえして書くことが出来るなんてこの人はすごいなあ、と思いながら読んだ。

  • やっぱりこの方はこういうエッセイが一番面白いと思います。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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