パンチパーマの猫 (文春文庫 む 4-12)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167485122

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた群ようこさんのエッセイ。
    なんか、良くことわざを出してきて例えてるなぁと思いながら読んでいたら、どうやらそういうエッセイだったようだ。各話の副題にことわざが付いてる事に途中で気付いた…。
    面白くて共感できる事も多いが、書いてある内容は結構普通かなと思った。

  • ことわざに絡めた群さんの日々のエッセイ。

    「テレビのない生活は豊かだ」と。
    確かに。私も最近テレビをあんまり見ない。
    でも、なしの生活は無理だし、メディア遮断は
    それはそれで…とも思うので、適度に楽しみつつ
    だらり見で時間を浪費しないようにしたいな。

    よる年波での老いについても、
    1つ1つゆっくりと受け止めていく群さん。
    少しずつ老いていくことは悲しいけれど、
    それは自然の摂理であって、脳や視力、聴力が
    衰えてくるのは、余計な物事を見たり聞いたり
    しなくてもいいようにとの神様の配慮であると。

    暢気に構え、すべてを受け止め、肝の据わった
    人生を送ろうと遺言書を書き記す群さん。
    同じ猫家族のいる私は、猫をお膝に読みつつ、
    凛とした気持ちとまあるい気持ちを同時に
    もらったような素敵な読後♡

  • で、だから何?という感想。もう少し社会に目を向けて書いてあるかと思っていたが、単なるオバサマの個人的な愚痴だった。読んでいて、残念な人だなぁと感じた。

  • 2002年に発行されたエッセイ集。インターネット掲示板、女子高生、若者など当時の風俗を47歳独身女性の視点でとらえている。モノの見方が面白くて好き。

  • 2009.2読了。

  • ちょっとうなずけることも。また今後の参考にもなる普通のおしゃべり的なエッセイです。

  • もしかして一度読んだことがあったのかもしれない、と思いながら最後まで読んだのかどうかわからなかった。
    それが、この本の中の群さんと重なって、変な共感みたいなものが生まれてしまった。
    群さんのエッセイは外れがない。
    私の感性に合っているんだろうな、と思う。

  • 2013.11.21いつもの群節。
    代わりに怒ってくれてる感じ。
    普通で当たり前なことが、時代とともに変化してるのか。

  • 2013 4/13

  • めちゃくちゃ親近感が湧きました。おばはんになると少なからずも群さんと同じことを思ったり行動したり。なんだかホっとしました。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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