ガーデン・ボーイ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167530051

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多様なバックグラウンドを持つ人々の交流を描いた物語は、異なる国籍や文化の中で育まれる微妙な関係性を探求しています。60年代のアメリカを舞台に、在日韓国人や日本育ちのアメリカ人、肉体労働者など、さまざま...

感想・レビュー・書評

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  • 1作目のストロベリー・ロード
    2作目のストロベリー・ボーイ
    のように引き込まれて夢中になることや、ラストでの感動もあまり無かったです
    が、当時のアメリカや日本についての政治的な話をグダグダすることも比較的少なかったので(1・2作目ではそこがちょっと嫌でした)
    まあ穏やかに、へぇ〜という気持ちで読めました
    エッセイ的な気持ちで読むのがいいと思います

  • 在日韓国人だったがアメリカへ移住した女性、日本育ちのアメリカ人、アメリカ育ちの日本人、肉体労働者、不法入国者、酒飲み、浮気、そして戦争。出会うすべての人がこれほどまでにバックグラウンドが異なる。大城さんや韓国人の女性が思い、著者が最後に言っていたように結局は誰のことも根本は理解できず深い親密さは持てないのかもしれない。
    国籍や移動経路、年齢が違うとその事実はすんなり納得でき諦めがついてそれなりの付き合い方ができるが、同じ日本に生まれ同じくらいの年代で同じような体験をしてきた人たちとの間では、やはりどこかわかりあえるんじゃないかという期待がつきまとう。そんなのはみんなが暗黙の了解で嘘だと認識している違う意味の言葉に言語化された「常識」なんだろうけど。だから自分とは全く違うバックグラウンドの人間でさえも自分と似たものとして片づけて誤解を生みやすい。
    それでも一緒に仕事をしたり時間を過ごすうちに妙な連帯感とか、曖昧模糊とした相手への理解は育まれる。ただ、仕事とか短期的な目標のような、同じ物語を共有できなくなったとき、その関係はいともたやすく解消されまた広大なストロベリー・フィールドにひとりで立ち尽くすことになるんだろう。

  • 60年代アメリカ移民の青春物語。60年代アメリカは激動の時代だったけど、日経移民側からだからそんなの気にせず、ほっこりできる一冊。

  • 著者自身がアメリカで四年間過ごした記録の三部作目。


    1,2部は読んでいないのでわからないが、ただただアメリカの風に身を任せて働いている著者の姿が描かれていた。異国の日常。

  • ストロベリーロードの続編ですが、面白くなかったです(笑。
    前が良かっただけに、とても残念でした。
    でも、こんなこともあるんだぁ〜と勉強になりましたが。

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著者プロフィール

1947 年東京都大島町生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。
89 年『ストロベリー・ロード』で第20回大宅壮一ノンフィクション賞。
新日中友好21世紀委員会委員、
秋田公立美術工芸短期大学学長などを歴任。
主な著書に『60 年代って何?』(岩波書店)、
『中国という難問 生活人新書』(日本放送出版協会)、
『漫画家たちの「8・15」 中国で日本人の戦争体験を語る』
(潮出版社)ほか多数。

「2015年 『漫画家たちのマンガ外交』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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