夢顔さんによろしく 上―最後の貴公子・近衛文隆の生涯 文春文庫 に 9-3

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167534042

作品紹介・あらすじ

近衛文麿の嫡男にして、細川護煕の伯父-日本最高の貴公子、近衛文隆は快男児ぶりを発揮。アメリカ留学で青春を満喫し、上海では国民党の女性スパイとの熱烈な恋と、独自の停戦交渉に奔走したが、やがて戦争という過酷な運命が、その命までも呑み込んでいく。柴田錬三郎賞を受賞したノンフィクション・ノベルの金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • ノンフィクション小説の最高峰と言って良いと思います。生涯読んだ本の中で最も面白かった1冊です。下巻が楽しみ。

  • 近衛文隆氏を主人公にしたノンフィクションノベル。上巻は生まれから上海同文書院時代まで。劇団四季ミュージカル「異国の丘」のモデルにもなっています。

  • 日中和平を願う近衛文麿の息子文隆の波乱万丈の人生。

    政治・女性、エリートならではの完璧っぷりに豪快でお茶目な彼の性格が

    なんとも憎めない主人公を形成している。

    日本史もすんなり入ってきてGOOD!

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著者プロフィール

1940年秋田県生まれ。出版社の雑誌編集を経て、作家活動に入る。88年『凍れる瞳』「端島の女」で直木賞、95年『夢幻の山旅』で新田次郎文学賞、2000年『夢顔さんによろしく』で柴田錬三郎賞を受賞。

「2011年 『ウェルカム トゥ パールハーバー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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