水に眠る (文春文庫 き 17-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1211
感想 : 127
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167586010

感想・レビュー・書評

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  • 北村さんはミステリの方が好みです。

  • 「水に眠る」「クラゲ」「矢が三つ」のお話が好き
    「矢が三つ」の有紀ちゃんのセリフはグサッとくる。中学生なのに達観してるなあ

  • 甘酸っぱくて 
    切なくて なぜか懐かしく 透明な短編集
    表面張力で集めた 
    ジンジャエールみたいなお風呂に
    わたしも チリチリ浸かりたい。。。

  • 北村さん書く女性はいつもどこか浮世離れ……というか現実離れしている部分がある。
    多分そういうところが賞の選考委員からは忌避されるところなのではなかろうか。

  • 北村薫の小説は注意力不足でオチがわからないことが。。。 国語力をあげたい。
    「恋愛小説」なんか怖い。きっと幸せと思う人もいるかもしれないけど怖い。これ普通よね?
    「水に眠る」わからない。
    「植物採集」キレイな短編
    「クラゲ」すごいSF。悲しい怖い。宮部みゆきとの共編の本にはこういうのが多い。
    「かとりせんこうはなび」すごいね。私の頭の中では壮絶なグロテスクな戦いの風景が。。。 オチはわからず。
    「矢が三つ」素敵なパンチライン
    「はるか」 落語みたいなおち
    「弟」すべては夢。悲しすぎる。
    「ものがたり」これは円紫さんと私シリーズのよう。素敵
    「かすかに痛い」いいね。渋い。

  • 考えて考えたこと、かな。ふとした表現がふんわり。

  • 2010/5/3
    短編集とはいえ、ちょっと時間をかけ過ぎてしまったかも。

    幻想的であったり、隣にある日常だったり、ちょっとした空想の世界だったり。
    舞台は違えどそれぞれの物語に潜む「やさしさ」は同じ温度な短編集です。

    以下収録作品。
    ・恋愛小説
    ・水に眠る
    ・植物採集
    ・くらげ
    ・かとりせんこうはなび
    ・矢が三つ
    ・はるか
    ・弟
    ・ものがたり
    ・かすかに痛い


    2010/2/15
    大好きな北村薫さんの作品。
    突然北村さんの作品が読みたくなった時のためのストックです(笑)

  • そういやこの本でシャンディ・ガフの作り方を覚えたんだった。北村薫の連作じゃない短編集。表題作がタイトルとともに秀逸だった。

  • こんな世の中ならいいなあ。

  • 時と人三部作が良かったので短編集もかって見ました。
    強い刺激がある作品ではないものの、読んでたら自然に笑っていたり、静かに染み渡るようなものたちでした。

    恋愛小説 - 何かもっと続きそうで終わった。
    水に眠る - すごい不思議な感じです。
    植物採集 - ちょっと悲しいです。
    くらげ - 非現実的なようで現実的。怖いですね。
    かとりせんこうはなび - 微妙。
    矢が三つ - 設定としては面白かったんですが・・・。夫が二人いるのに、何でご飯の準備は妻がするのでしょうかね。
    はるか - こういう子が周囲にいると楽しいかと。
    弟 - 物悲しかったです。
    ものがたり - 切ないな・・・。でも、どきどきしました。
    かすかに痛い - うーーん・・・・。

    시간과 사람 3부작 시리즈를 읽고 맘에 들어서, 단편집 하나 구해봤습니다. 시간과 사람 시리즈 만큼 재미를 느끼진 못했지만... 좀 환타지 같은 느낌도 있고, 현실적인 얘기도 있고... 잔잔한 재미가 있는 작품들이었네요.

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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