冷暗所保管: テレビ消灯時間4 (文春文庫 な 36-7)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167622077

感想・レビュー・書評

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  • ウリナリのポケビ解散について触れられていた。確かにポケビ解散後の千秋の歌手活動は知らないなぁ。
    反町のドキュメント特番がどんなのだったか観たくなりました。

  • 竹中直人の解説、弔辞が哀切。

  • マンションで読む。正直、期待はずれだった。リアルタイムで読んでいたときは面白かった。しかし、今は面白くない。どうしてだろう。

  • ナンシー関の大食い選手権系列への熱烈なまでの応援。が、印象的。結局、00年代も10年代も、90年代の残り滓みたいなもんで、生き残っているんじゃないのかな、と思う。テレビも、音楽も、あらゆる部分で。21世紀になって新たに勃興したものなんて、ほっとんどねぇんじゃねぇのかな、と。だから、そういう意味でまだ21世紀ってきっと来てないんだと思う。その時にはきっとナンシー関の言ってることも古くなってる。今のところ、まだこの人の言い草は生きている。(12/7/28)

  • 図書館で借りてきて読んでます。
    ナンシー関はずっと気になっていたんですが、まとめて読んだことがありませんでした。
    最近、ナンシー関の評伝が出たということで、刺激を受けて図書館で探してきてきました。
    文庫版ではなくオリジナル?版です。
    (4)冷暗所保管と(6)天地無用の2冊がありました。
    この(4)は1999-2000年のTV番組について書かれていますが、今読んでもほんとに面白いです。
    この文体をそっくりまねして、ブログを書きたいです。
    図書館にこれを返したら、BOOKOFFで探そうかな。

  • 「冷暗所保管 テレビ消灯時間4」

    著者 ナンシー関   出版 文春文庫

    p95より引用
    “連続ドラマは、人気者の「押さえ合戦」みたいなものだ。”

    消しゴム版画家でコラムニストである著者による、
    TVに関する突っ込み評論集。
    1999年から2000年9月までの約一年分収録。

    上記の引用は、
    ワイドショー等で取り上げられる、
    一時間枠の連続ドラマに関する一文。
    この記事は2000年2月3日のものですが、
    10年たっても状況はあまり変わってないように思います。
    変わっていないという事は、
    この手法が一番手堅い方法なのでしょうか?
    20歳以上の方なら番組についての記憶もあって面白いのでは。

  • 1999年9月から2000年9月頃までに放映されていたTV番組やその出演者達の「変」について書かれたコラム集。

    「ビューティフルライフ」のキムタクは何故鼻をすすりあげるのか?何故山田五十鈴は紅白歌合戦でぬいぐるみを抱えているのか?楠田枝理子は何故何事にも揺るがないのか?等々。

    実際にはどうでも良いこと(著者自身も実は別にどうでも良いと思っていると思う)について、TVウォッチャーの視点で、色々と考察している。実際どうでも良いことなのだが、やはり妙に説得力があって、納得させられてしまう。

    この本自体の感想ではないけれど・・・。
    僕自身、ここ最近本当にテレビを見なくなったが、この当時はまだ結構見ていた。当時しなければならない日々の勉強があり、いつもそこから逃げたかったからだ。

    そんな当時の情けない自分を振り返りつつ、ちょっとだけノスタルジックな気分を味わいながら読めたのだった。

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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