希望-行動する人々 (文春文庫 タ 15-1)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167651503

感想・レビュー・書評

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  • 思索

  • 「希望」をテーマに、世間で活躍されている方々の胸の内が明かされた本。

    前向きな姿勢は、素晴らしい結果を生んでいる。

  • 「僕はシニカルであるよりは、うぶな愚か者でありたいと強く思っています。世の中をより良くできると信じて疑わないことで、馬鹿な奴と言われてもかまいません。たしかに偽善的かもしれませんが、じゃあ何のために僕らは生きているんですか?(略)世の中を少しでも良くするために何かほんの少しでも貢献できると思えなかったら、生きていることに何の意味があるでしょう?」p.103、「「あの人たちは絶対に変わらないし、いいこともしない」というのは良くないと私は思うの。そうじゃないからこそ希望があるのよ。人は変われるんだって、心の底から信じることにこそ希望があるのよ」p.311。ほかに、フリースクール教師の子どもと希望について、p.298~。「信念と希望のあいだには大いに関係があると私は思うんです。基本的に信念というのは、確信がもてなくても先へ進んで行動を起こすということだと思いますが、その原動力になっているのは希望なんです。希望があるから、人は行動を起こすんです。そして行動を起こすということじたいに大きな意味があるんです。うまくいってもいかなくても、私は諦めません。希望も死にません」pp.276-277。

  • 店頭ではなかなか見つからないので、ネット購入が吉。

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著者プロフィール

1912-2008。ニューヨーク生まれ。シカゴ大学卒業。多様な階層の人々へのインタビューによって描かれる「口述の歴史(オーラルヒストリー)」は多くの名著を生んだ。著書『仕事!』『よい戦争』(ピューリッツァー賞)他。

「2022年 『死について! 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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