狂言じゃ、狂言じゃ! (文春文庫 し 39-1)

著者 : 茂山千之丞

• 文藝春秋 (2004年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[titowg7さんの感想 · 2016年10月29日]

新書文庫

[おんばけさんの感想 · 2012年1月30日]

狂言という伝統芸能に新しい血を入れて、
現代に蘇らせた狂言師が語る「狂言のリレキショ」

狂言の歴史的変遷や「型」の考え方、
そして新しい血を入れてその分野を生き返らせる技に付いての考察。
私が個人的に興味がある
『発展進化するリメイクの作り方』にも通じる内容がございました。

洒脱で軽快な文章の中から、
「創造のための破壊」に日々を費やした著者のワイルドさを感じられます。
引用に紹介した文章は私も座右の銘にしています。

入手が可能ならば岩波新書の同著「狂言役者―ひねくれ半代記」もおすすめです。

[haruさんの感想 · 2008年1月26日]

2004年1月25日購入。
2008年1月26日読了。

著者プロフィール

大蔵流狂言師

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」