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- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167660277
感想・レビュー・書評
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目の付け所が大事だと再認識!
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どんな生業でもそうかもしれないが、未知の職業の内輪を垣間見るものは面白いものだ。著者は、自由が丘などで古道具屋を営んできたかなり個性的な人物。本書の趣旨視は彼の経営ノウハウ(というか経験談)を記した著作という事になっているが、この商売の独自性と著者の個性と独特の九州弁文体が調和し、エンターテインメントとして十分な読み応えがある。「もったいない」感覚のリサイクルとは一線を画した、古道具屋としての哲学が伝わってくる一冊。--- 2009.01/15
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気楽な古道具屋ぐらしのエピソードを軽妙に語る・・・と見せかけて。実にシビアな経営感覚と、ドライな割り切りがひしひし伝わる。きっちり商売を見据えた姿勢に惹きこまれた。
コラム形式で次々語られる内容は、マーケティング、アイディア、経営、在庫と仕入れの姿勢など、ためになる話ばかり。
エッセイの皮をかぶったビジネス書としても読めそう。根本に流れるのは「利益追求!経営拡大!規模増大!」ではない。しごく穏やかな「あくせくせず儲かろう」。
読んでて誰にもできそうな誤解にとらわれる。実際は、著者のバランス感覚あってこその成立だろう。
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