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- Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167710064
感想・レビュー・書評
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異国の地アメリカで母を亡くし、その遺言通りに故郷日本にやってきたまさき。父方の実家へも母方の実家へも頼ることはできないと覚悟を決め、一人で生きていく決心をするが…。
おとなしいが芯が強く、誰からも信頼され愛される女性。なのにおかしな運命に翻弄されて流浪の日々を送る。
登場人物が必ずしも少ないわけではないのに、びっくりするくらい“世間は狭い”とばかりにどこかでつながっている。それがまた読む側を惹きつけるドラマを生むのだが。ネタバレになるので詳しくは書けないが、ラスト近くのまさきの態度にはちょっと失望。それでいいんだよ!という人もいるだろうけれど、私としては潔くあのまま終わって欲しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かったぁ、まるでドラマを見ているみたいに読めました。
早く(下)を読みたい!!という所で終わっているし、うん、なかなか良いです。主人公は誰からも好かれる、とっても羨ましい女性。憧れる女性像で物語が進むのが良いのかも知れません。それにしても大病院の婿さん、あんまりにもついてなくて・・でも心の中で「いい気味」と思って読んでいる自分がいたりして、この著者、なかなか凄いです。
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