浅草妖刀殺人事件 耳袋秘帖 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2012年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167779092

みんなの感想まとめ

人間の業や欲望が引き起こす悲劇を描いた物語は、悪事が連鎖する様子を通じて、金がもたらす狂気を浮き彫りにします。登場人物たちの背景や行動が丁寧に描かれ、特に殺人事件の凄惨さとその背後にある切ない理由が強...

感想・レビュー・書評

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  • 刀屋ばかりを狙う「おたすけ兄弟」という盗人から金を横取りした中間の与之吉。
    大金は人を狂わせる。
    1つの悪事が別の罪人を生む負の連鎖をみた。

  • ずぼんぼって見たことないけど、今でもしてる人がいるのかな?

  • 妖談シリーズに比べると、殺人事件の凄惨さと、それを行う人間の業と、行わざる得なかった理由が明かされた時のなんとも言えない切なさが際立っている。

  • いきなり栗田と雪乃が祝言をあげるとかいう展開になってて驚いた。
    少なくとも前巻までにこのふたりがいい感じだったという描写がなかったから吃驚だ。
    何にしても成就してよかったねぇ、栗田(笑)。

    おたすけ兄弟も与之吉も哀れというかなんというか。
    そして、持ち付けない大金が手に入るというのは怖いことだと思った。
    現在に置き換えても成立する話だと思うのはこんなところ。

    与之吉の娘、おかよが盛大に誤解してるのも切なかった。
    隣のきち坊の末路も驚きだ。

    亡くした許嫁ひとすじの坂巻にもロマンスが生まれそうだったのに(笑)。
    勿体無かったね。

    巻末の余話も面白かった。
    今の坂巻もいいのだが、10代の初々しい坂巻も可愛い(爆)。

  • 耳袋秘帖殺人事件3

  • 耳袋秘帳シリーズ第3弾。殺人事件が発生しているにも関わらず、あまり血生臭い描写が無い。事件が発生した背景や、関わった人々が中心に描かれている。根岸肥前守は、江戸時代の安楽椅子探偵と言う趣き。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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