名妓の夜咄 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2012年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167838232

作品紹介・あらすじ

TVで話題! 「ハコちゃん」が聞いた貴重な証言



昭和前期から新橋で活躍し続けた芸者たちに、あの岩下氏が詳細にインタビュー。昭和・東京風俗史を描き、本物の日本文化を知る一作

みんなの感想まとめ

昭和前期から新橋で活躍した芸者たちの貴重な証言を通じて、日本の文化と風俗の深い歴史が描かれています。著者は、花柳界の伝統やその変遷を丁寧に掘り下げ、戦時体制による影響や戦後の復活についても触れています...

感想・レビュー・書評

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  • べんきょうさせていただきました

  • コンプライアンスとは誰のためにあるのですか
    各々が己の中に節度と良識を持たなくなった現代に
    奥ゆかしく誇り高く芸事に励む花柳界の記録を
    よくぞ残してくれました
    平等を求める代わりに不自由になった今
    厳しくも豊かだった昔をうらやましく感じました

  • 徳川時代からの花柳界の伝統が、戦時体制に入った1930年代の自粛ムードで途切れ、戦後再び賑わいを見せるようになった以降も復活する事が無かったいう話は、工業における技術の断絶にも似ていると感じた。その分野が繊細で奥深くあるほど、引き継いでいく事の価値と難しさがあるのだろう。花柳界の女性が歌舞伎役者を買い、歌舞伎を支えていたという事実などは、人間の性もさることながら、花柳界をポンプにしたお金と芸の流れが見えて面白かった。本書は最後の名妓の証言で、自分には万事縁遠い世界ではあったものの、彼女たちのの気位や心意気を微かに味わえた分、手に取った意味はあった。

  • 戦中から戦後に掛けて活躍した新橋の芸者の聞き書き。その前後に歴史的な話なども付く。新橋メインであり、特に上方ではまた違う部分もあるかと思うが、一流の土地での芸者のあり方、客との関係、芸者に求められることなどが書かれている。

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著者プロフィール

岩下尚史(いわした ひさふみ)
作家
『芸者論──花柳界の記憶』(文春文庫、2009年)、『直面(ヒタメン)──三島由紀夫若き日の恋』(同、2016年)

「2018年 『興行とパトロン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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