- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167900663
感想・レビュー・書評
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前作「数学的にありえない」の疾走感がこの作品にも継承されている。内容が過激すぎて本国アメリカでお蔵入りになったってやばすぎ。次回作も期待しています。
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ありえないシリーズは続くの?
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【ベストセラー『数学的にありえない』続編、登場】陰謀をめぐって暗闘を繰り広げる、他人の心を操れる者たち。人間の心の謎を追い最後の驚愕の真実までノンストップの超絶サスペンス。
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メインの舞台は2007年12月末のニューヨークで、大晦日のクライマックスに向けてカウントダウンする展開。エンパシーと呼ばれる不思議な超能力のようなものをもった数人の人間同士が戦う話。。あとがきにも書かれていたが、ぶっ飛びすぎた内容で最初はアメリカで発売されなかったそうである。確かに感覚の世界の混乱や戦いを描かれてもすんなり入っていけない部分があるが、主人公の子供たちの生い立ちなどは楽しく読めた。最後のエピローグでなんとなく納得できてよかった。
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前作があまりに面白かったので手にしたのだが、前作よりSF、ホラー、ファンタジー、そっちの方に寄ってしまったようだ。
「感情移入」を武器にしたことはユニーク。 -
序盤の構成が懲りすぎてここで止まる人も多そう。科学考証としては受信はまだしも発信を万能に扱いすぎているので荒唐無稽の感。
通して読めばよくできた話なのだが、もう少しコンパクトに面白くなるような気もする。
これを発禁にするアメリカはもう、自由の国ではないのだな。書き手も受け手も一神教のスキームに縛られている。7.0 -
数学的にありえない もよかったが こちらもなかなか刺激的な小説でした。好みから言うと、「数学的に...」の方がよかったですが、こちらは 超能力もの 弱い(甘い)のです。こういう小説ではよくあることですが、前半のプロセスが非常にわくわく感があり、非常に楽しめました。後半はまあ、「対決」なのでそれなりに。しかしエンディングとエピローグは 結構よかったかもしれないな。
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なかなかのぶっ飛び具合。