内閣官房長官・小山内和博 電光石火 (文春文庫 は 41-30 内閣官房長官・小山内和博)
- 文藝春秋 (2015年1月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167902711
作品紹介・あらすじ
待望の新シリーズ、堂々登場!これは本当にフィクションなのか――元警視庁公安部出身の著者が、内閣官房長官を主人公に徹底的なリアリティーで官邸を描く!
感想・レビュー・書評
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内閣官房長官と、警察庁からの長官秘書官を軸に、政治と情報の関わりを描く。
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モデルは、菅義偉官房長官でしょうね。
人事的な掌握力が、すごい。
官僚の人事権さえも握ってしまった。
女性の地位向上ということで、官僚の人事に
割り込ませるために、身元調査をする。
その中には、政治的な思想も含めてチェック。
この無理やりさが、安藤内閣の女性大臣の不作をもたらすのだろう。
沖縄問題に関する見解が、なるほどそうやって、物語を組み立てているのか?
と意外と納得。国益の考え方が、根本的に間違っているね。
内閣官房機密費が、女性問題を起こした議員の隠蔽に使われるとは、
まさに、握りつぶすためのお金。困ったもんだ。
安藤総理一強になったのは、官房長官の徹底した
対立候補に対する対策をきちんと立てていることにある。
そして、野党の分裂もうまく作り上げている、
なるほど。なるほど。
自分のポジションをよく理解して、適確な判断力が、
現在を支えている。 -
情報を制するものが権力を制す。それが官房長官・小山内和博の哲学だ。総理のイスをめぐる権力闘争、水面下で蠢くスキャンダル、国際テロ組織による宣戦布告…相次ぐ政権の危機をどう乗り切るのか。
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こんなに与党は、あれこれ考えているんですよと言われても、品性や人間性のなさは如何ともし難くないか。安藤さんも、小山内さんも。失敗の無い政治話は、魅力も薄れる。
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いまひとつ
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2016/3/12 14読了
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かこやあかまたなくぬ
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オチが無い
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菅官房長官をモデルにした小説で、最初は面白く読んだけど、結果的に何か尻切れとんぼというか、物足りない終わり方だったかな。
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つまらない〜!菅とか自民党をよいしょするだけで中身ゼロ。新聞報道の後追いが全て。なのに、いかにも警察官僚らしい自信満々の自画自賛。途中から1ページ2行の飛ばし読み。アホ臭さが我慢できない本でした。