しょうがの味は熱い (文春文庫 わ 17-3)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903602

感想・レビュー・書評

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  • audibleにて拝聴。

    こういうカップル、世の中に沢山いるだろうなぁ〜〜と思った…笑

    綿矢りさ先生の文章は「独り言がぐるぐると目まぐるしく回っている人の頭の中」を覗き見てるようだなと思う。

    他の作品でも、ああ〜この脳内の独り言やあっち行ったりこっち行ったり1人でぐるぐる考えてる感じ…分かるなぁ〜と頻繁に思わされた。


    ナヨが敬語だったのが何か怖かったけど、別にホラーでは無くてほっとした笑

  • 奈世も絃もまっっったく魅力的に思えず、なんでこいつらお互いの事すきなんだろ?と思った。特に絃はなぜ奈世がすきなの???さっぱり解らん。奈世のご両親めちゃくちゃいわゆる"まとも"な人たちすぎてすごい。
    5年同棲したひとと結婚出来ず別れたわたしが言う事ではないのだろうけれど。そのひとといっしょにいる間に帯に惹かれて買って読み損ねていたやつ。


    ほら奈世、あなたはあなたと結婚するという言葉を聞いただけで、ここまで暗い顔になる男の人と三年も同棲してきたのよ。ばかだねえ。
    「…女のほうが結婚したい気持ちがあるのにずっと放っておいて、まだ迷っているような奴に、知らせる義理なんかない」

  • しょうがの味は熱いはメンヘラ女の話で面白くなかった。
    自然に、とてもスムーズには、読みやすかった。

    わたしも、結婚は自然に、とてもスムーズに進んだな〜と思いながら読んだ。
    かと言って、結婚後もスムーズとはいえないけど。

  • イライラしたり、共感したり、納得したり、自分の友達のリアルな悩みに首を突っ込んでる気持ちになった。
    良くも悪くも心変わりは女性の方が早いよね、単純

  • 3.8
    奈世の気持ちもわかる
    弦の木気持ちもわかる
    恋人とはいえ、同棲しても、所詮は他人同士
    100%わかりあえることなんてないもんなぁ


  • 婚活中のアラサーなので
    何か発見があるかと思い手に取りました。

    深いのか、深くないのか
    あるあるのような、
    でも少し変わっているような、
    そんな2人のお話で、
    私にはよくわからなかったけど、

    小説の終わり方が好きです。
    あくまで読者は2人の短期間の日常を
    垣間見ているだけで
    結末はわからない、2人の人生は続くから。

  • "愛"とはなんだろうか、他人から評価されるようなものなのだろうか?それとも自分の意思で評価するものなのだろうか?そんな曖昧な愛に悩む20代の心を繊細に描く綿矢りささんの作品です。

  • 悶々と続き、後味も良くない2人の物語。

  • 綿矢りさで一番、好き。

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著者プロフィール

小説家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

綿矢りさの作品

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