- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167904531
感想・レビュー・書評
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前作も読んだが、やっぱりこの人の感性や言葉遣いは素敵だと思う。
もっと自信を持てばいいのにと思うものの、芸能界という特殊な世界で生きて行くためには個性が必要であり、彼女または周囲の人が選んだ個性が色眼鏡で見られがちな特殊なものであることは否めない。だとすれば、そう扱われたことの結果として必要以上に自虐的になったのも必然か。
いずれにせよ非常に面白い日記であることは間違いないので、この後も読んでみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
芸能の世界に携わる年月が積み重なる上で虚無が漂ってくる言葉は諸行無常を行間に感じ取れる。やはり壇蜜の文章上手し。
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日記の日付を見て、当時自分が何をしていたのか思い出そうとしていることもしばしば。
ネガティブな意見に打ちのめされている日も多くて、そんな意見ばかりじゃないよ、と思ってみたり。
スルスル読めて一年近くの日記があっと言う間だった。過ぎてしまうとそんなものなのかもしれません。 -
「どうなんだ、男よ、野良犬になったことは、あるかい。」このフレーズにしびれまくり。壇蜜さんの2冊目のエッセイ集。どこか卑屈で、「のびやかですこやかでキラキラしている」とはほど遠い冷徹な筆致なのに鋭い観察眼と独特の歪みが魅力的な壇蜜エッセイ。表紙の絵もばっちしです。続きをどんどん読みたくなる。
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彼女の流す涙を眺めてみたい、と思う私は「ウチの子」の1人に認めてもらえるのだろうか
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2も気怠く薄暗く、滲み出る知性と色気で、とても落ち着きました。壇蜜さん、自分を卑下してる日記もあるのですが、とんでもない。素敵な女性です。3も楽しみ。
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等身大の姿を豊かな語彙で綴るのは、1巻から変わらない魅力。
比べれば、1巻の方がネタと言葉のキレが良かったかなという感覚が、3巻へ進むか迷わせるけれど。
もし彼女が温かい陽だまり生活を謳歌したら、彼女の独特な感性でこれまた素敵な日記を綴るのではないかと思わずにはいられない。 -
面白い。壇蜜の文書の才能はなんというか不思議な感覚。
考えさせられたり、クスッと笑えたり。とても面白い。 -
印象が変わった。
正直な人。 -
読んだの数日前なのでもう内容のほとんどは忘却してしまっているんですけれども(!)、今回も前作同様面白かったですよ!!
基本、ネガティブなんですけれどもねぇ…やっぱりこの日記書かれた当時にはもう氏の姿をテレビで見かけることも少なくなってきたこともありアレですね、日記の中で消えただの干されただのを自虐的に綴っていますねぇ…。
そして、2016年…めっきり氏の姿をテレビでお見かけしなくなりましたね! 今現在、どうされているんでしょう…。
それはともかくこの日記は面白いのでこれからも継続してほしいです…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー