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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167905224
作品紹介・あらすじ
漱石、鷗外、教科書で読んだ名文が蘇る神々の神話から、王朝文学、明治の文豪たちの名作など、小説や随筆、古典まで、教科書でおぼえた懐かしい名文たち32篇が勢ぞろい。
感想・レビュー・書評
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たまにはこういう文章を読むのもいいかも、、、
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小中の教科書掲載の名作を厳選。金田一京助のよい文章とは、という序文からはじまり、谷崎潤一郎、柳田国男、夏目漱石、正岡子規などの名作がならぶ。
改めて読んでみて、文章の奥深さを感じることができる。夏目漱石の坊っちゃんは、まさに流れるように言葉が入ってくる。森鷗外の安寿と厨子王は言葉に力がある。人間らしさや、人について考える機会を教科書は与えてきた。子供の頃、そんな風に読んだことはない。それはそれでいいのかもしれない。押し付けるものではなく、空気のように自然に身体に染み込んでいく。
よい文章とは、言い足りないところを書き換え、なくてよいことばはできるだけ削り、磨き上げたものに、ものの見方、考え方が深く、知識、感情が豊かであること、そして誠から出た文である。改めて素敵な文章を書こうと思える名作を、昔は読んでいたんだなと思う。 -
【漱石、外、教科書で読んだ名文が蘇る】神々の神話から、王朝文学、明治の文豪たちの名作など、小説や随筆、古典まで、教科書でおぼえた懐かしい名文たち32篇が勢ぞろい。
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