警視庁公安部・青山望 国家簒奪 (文春文庫 は 41-9 警視庁公安部・青山望)
- 文藝春秋 (2017年1月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167907686
作品紹介・あらすじ
英国のEU離脱、アメリカ大統領選と、意外な結果に終わった〈国家簒奪〉の波は、どこへ向かうのか。「日本が、国家簒奪――、つまり正統とはいえない支配者による搾取の対象にされることだけは避けなければなりません」「国家簒奪か……。案外、この国はそんな危機に直面しなければ、国家というものを意識できない事態に陥っているのかもしれないな」バハマリークスに端を発する国際金融の闇、風雲急を告げる日中韓マフィアの暗闘を、公安のエース、青山望が追う。【目次】第一章 欧州動乱第二章 爆発閃光第三章 正面突破第四章 博多の夜第五章 租税回避第六章 資金洗浄第七章 電脳潜入
感想・レビュー・書評
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20190116-6これだけ続くと立派なもの!でもどこかから情報が出てきてスッキリ解決に手法は飽きたな。まあ誰が嫌いでどこの国が敵かと言いたいことはわかった!
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組ご法度の覚醒剤取引に手を出した若頭が名古屋・栄で爆殺された。背後には、バハマリークスに端を発する国際金融の闇がー。英国のEU離脱、アメリカ大統領選と、意外な結果に終わった“国家簒奪”の波は、どこに向かうのか。日中韓のマフィア勢力図が激変するなか、公安のエース・青山望は国家の敵を追う。
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【作品紹介】
組ご法度の覚醒剤取引に手を出した若頭が名古屋・栄で爆殺された。背後には、バハマリークスに端を発する国際金融の闇が―。英国のEU離脱、アメリカ大統領選と、意外な結果に終わった“国家簒奪"の波は、どこに向かうのか。日中韓のマフィア勢力図が激変するなか、公安のエース・青山望は国家の敵を追う。絶好調シリーズ第9弾。
【感想】
確かに面白いのだが、なんだか中国、韓国嫌いの東アジア経済読本になってきた。
結局爆破の犯人も捕まらず、関連捜査で別容疑者が逮捕されるなど、これまでのもやもや感が増幅した感じ。 -
実名がバンバン出てリアル。濱さん大丈夫かしら?
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2017/7/13 43 読了
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中国、韓国、それにすり寄る日本人、どいつもこいつもだな。最後はどうでも良い。
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シリーズ第9弾。時事ネタ満載で,相変わらず中・韓・新米政権滅多切り,返す刀で情けない政治家や果ては大衆までにもの申す。公安寄りで右翼思想ばりばりだが納得できるところも。カルテットが超人過ぎるし展開もマンネリ感あり。次が出たらどうするか…。
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青山望のファンである。
今回は 4人(藤中、龍、大和田、青山)の連係プレーということに
主眼があって、青山望が 鋭く謎解きする部分もあるが、
いまいち行動力的に ものたらない。
結婚間近な 青山望への ご祝儀みたいである。
今の時代の起きていることを公安的視点で読み解く
ところは おもしろいなぁ。
EU離脱、トランプ大統領の登場。
日本と韓国と中国を結ぶチャイニーズマフィア。
為替と詐欺事件にからむ経済的に巧妙になったヤクザ
覚せい剤を細かくパウダー化した雪ネタ。
それは、大学と軍隊が協働してつくった。
その雪ネタを扱っていたヤクザが プラスチック爆弾とテルミット
で粉々に なってしまう。3000℃の高温で焼き尽くす。
清水保がキイマンである。
それに簡単に接触できる 藤中、青山。
接触できるが故に、事件の全容がよく見えてしまう。
ちょいと かるがる 解決しすぎですね。 -
20170128 008
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世界情勢の分析が実に的確。こんな警官が本当にいたら実に頼もしいが。もっともっと書いて欲しい。