史伝 西郷隆盛 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2017年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167907945

みんなの感想まとめ

歴史の中で生きた人物の生き様を、薩摩の風土や人情、そして島津家の影響を通じて描き出した作品です。西郷隆盛という維新の英雄の若き日の姿を追い、その成長過程や思考に迫ることで、彼の実像を浮き彫りにしていま...

感想・レビュー・書評

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  • 2018年NHK大河ドラマ主人公・西郷隆盛の生き様を薩摩の風土、人情、そして島津家を通して描いた歴史読み物。

  • 海音寺潮五郎は、何かで紹介される際に「1901(明治34)年 - 1977(昭和52)年」と名前の脇に付される場合さえ在る、既に「歴史上の人物」のようになっている作家だ。他界して久しいが、それでも「新しい文庫本」が未だに登場している。“古典”として読み継がれる価値が高い作品が、それだけ多く遺されているということに他ならない。本書『史伝 西郷隆盛』は、1989年に登場した文庫本の新装版である旨は巻末に記されていたが、何時頃綴られたモノなのかは明記されていなかった。少し調べた範囲では、本書は1961(昭和36)年に雑誌連載となったのが初登場で、その後何度か文庫本化されている作品であるようだ。
    生きて活動していることに関して、それを「天運か何か」と感じて「敬う」ように…そして身近な人々や、その他の人々を慈しむ…“敬天愛人”の境地…それを見出すに至った「若き日の西郷隆盛」を大いに語る本書…初出は「55年も前の雑誌連載」であるらしいが、色褪せないどころか、「益々輝く」という作品なのではないだろうか…多くの人に薦めたい!!

  • 【2018年、NHK大河ドラマの最高の教科書】維新の英雄西郷隆盛は薩摩の風土・人情、そして主家島津家の家風を抜きにしては語れない。若き西郷の軌跡を辿り、その実像に迫る。

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著者プロフィール

(かいおんじ・ちょうごろう)1901~1977。鹿児島県生まれ。國學院大學卒業後に中学校教諭となるが、1929年に「サンデー毎日」の懸賞小説に応募した「うたかた草紙」が入選、1932年にも「風雲」が入選したことで専業作家となる。1936年「天正女合戦」と「武道伝来記」で直木賞を受賞。戦後は『海と風と虹と』、『天と地と』といった歴史小説と並行して、丹念な史料調査で歴史の真実に迫る史伝の復権にも力を入れ、連作集『武将列伝』、『列藩騒動録』などを発表している。晩年は郷土の英雄の生涯をまとめる大長編史伝『西郷隆盛』に取り組むが、その死で未完となった。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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