海音寺潮五郎のおすすめランキング

プロフィール

(かいおんじ・ちょうごろう)1901~1977。鹿児島県生まれ。國學院大學卒業後に中学校教諭となるが、1929年に「サンデー毎日」の懸賞小説に応募した「うたかた草紙」が入選、1932年にも「風雲」が入選したことで専業作家となる。1936年「天正女合戦」と「武道伝来記」で直木賞を受賞。戦後は『海と風と虹と』、『天と地と』といった歴史小説と並行して、丹念な史料調査で歴史の真実に迫る史伝の復権にも力を入れ、連作集『武将列伝』、『列藩騒動録』などを発表している。晩年は郷土の英雄の生涯をまとめる大長編史伝『西郷隆盛』に取り組むが、その死で未完となった。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海音寺潮五郎のおすすめランキングのアイテム一覧

海音寺潮五郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『天と地と (上) (文春文庫)』や『天と地と (下) (文春文庫)』や『天と地と (中) (文春文庫)』など海音寺潮五郎の全772作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

天と地と (上) (文春文庫)

533
3.81
海音寺潮五郎 2004年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主人公は長尾景虎(のちの上杉謙信)だが、上巻はほとんど父・為景の活躍が中心で景虎は幼少期ということもあり、存在感は薄い。リアルな戦国時代の雰囲気が伝わって... もっと読む

天と地と (下) (文春文庫)

406
3.81
海音寺潮五郎 2004年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

上中下と一気に読んだ。上杉謙信の幼年期から描かれていて勉強になった。今は、川中島古戦場には何も無いけど、今度は違った物が見える気がした。 もっと読む

天と地と (中) (文春文庫)

389
3.84
海音寺潮五郎 2004年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中巻から面白くなる。 服部玄鬼&加当久作コンビの最期や、源三郎の逢瀬、悪女・藤紫の逃避行といったサイドストーリーが魅力的。晴景も人間臭くて良い。 ... もっと読む

加藤清正 (上) (文春文庫)

296
3.52
海音寺潮五郎 1986年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

下巻にまとめ もっと読む

西郷と大久保 (新潮文庫)

265
3.70
海音寺潮五郎 1989年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者、海音寺潮五郎さんの作品、ブクログ登録は2冊目になります。 海音寺潮五郎さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれていま... もっと読む

戦国風流武士 前田慶次郎 (文春文庫)

242
3.41
海音寺潮五郎 2003年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

隆慶一郎の『一夢庵風流記』に比べると、もっと人間くさい慶次郎の話です。嫁とりのくだりとかね(でもちょっと女としては許せないぞ)。前田慶次郎という人間に興味... もっと読む

加藤清正 (下) (文春文庫)

239
3.58
海音寺潮五郎 1986年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最終的に人格者のイメージの武将として描かれているが、所謂武断派の猪武者から、時代の移り変わりとともに変化していく過程が、もっと様々な出来事があったと思うが... もっと読む

絆 (百年文庫 2)

235
3.79
海音寺潮五郎 2015年1月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漢字一文字をテーマに、古今東西の名短篇3篇を収めた百年文庫、読むのは2冊目。日本人作家と海外作家、どちらも入っているのがいいな…と思って選んだのが「絆」。... もっと読む

江戸開城 (新潮文庫)

167
3.43
海音寺潮五郎 1987年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

殺戮に明け暮れた明治維新の中で江戸無血開城は奇跡のような出来事です。大村益次郎を主人公にした「花神」は、江戸開城について少ししか触れていません。江戸開城は... もっと読む

幕末動乱の男たち (上) (新潮文庫)

159
3.65
海音寺潮五郎 1975年1月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2016.5.3 正に幕末動乱の男たち。 将軍継子問題での家定、慶喜の対立。大奥。安政の大獄と桜田門外の変。時代の作用、反作用の中で、自分の大義を貫いた... もっと読む

幕末動乱の男たち (下) (新潮文庫)

138
3.50
海音寺潮五郎 1975年1月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1吉田松陰 松陰個性至純、忠烈,放在現實又太過激進。讓我不禁開始想,儒學這個學問本身是否其實無法栽培出實作的官僚?發源地中國自古以來是個大型官僚國家沒錯... もっと読む

孫子 (講談社文庫)

132
3.70
海音寺潮五郎 1974年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

兵法といえば古来の軍学・兵学のことであり、具体例では孫子の兵法ともいうべき原点です。 己の興味によりかつての戦争の研究を始めた孫武。 楚の平王への復讐に燃... もっと読む

孫子 新装版 (上) (講談社文庫)

126
3.68
海音寺潮五郎 2008年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

野にいた孫武は、戦争の研究に明け暮れていましたが、その卓見を認められ、呉に将軍として召し抱えられます。 不朽の戦略書「孫子」を書き献上。 実践でもその... もっと読む

日本名城伝 (文春文庫)

122
3.36
海音寺潮五郎 2005年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

※2009.1.24購入@調布BookOff  売却済み もっと読む

悪人列伝 古代篇 (文春文庫)

114
3.59
海音寺潮五郎 2006年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説ではなく時代禄。やや読みづらい。 続編に比べよく知らない人が多いのもあると思う もっと読む

悪人列伝 近世篇 (文春文庫)

107
3.61
海音寺潮五郎 2007年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

室町時代から江戸時代にかけての悪人と称する人物の評伝。 日野富子の話題は、時代背景が主で、本人についての記述はあっさり目に感じた。 松平忠直の話はちょっと... もっと読む

武将列伝 源平篇 新装版 (文春文庫)

106
3.81
海音寺潮五郎 2008年3月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

悪源太義平、平清盛、源頼朝、木曾義仲、源義経、楠木正成の列伝。『平家物語』を読んで、清盛や頼朝について、もっと詳しく知りたいと思い購入。 似たような名前... もっと読む

伊達政宗 (人物文庫)

100
3.23
海音寺潮五郎 2006年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

伊達政宗の前半生を描いた作品。政宗が病気によって片目を失い、それが子供の政宗にとって成長を阻む原因となった。子供の心は繊細で曲げられやすい。賢く聡明だった... もっと読む

悪人列伝 近代篇 (文春文庫)

98
3.57
海音寺潮五郎 2007年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大槻伝蔵、天一坊、田沼意次、鳥居耀藏、高橋お伝、井上馨。 大槻伝蔵一篇中,作者認為其實所謂加賀騷動是為了栽贓大槻而捏造出來的。除了井上馨寫得比較流暢... もっと読む

軍師の生きざま (実業之日本社文庫)

98
3.41
アンソロジー 2013年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フィクションとかノンフィクションとか、この際問題ではない。指導者を支える影の存在であるからこそ、稀有な人生物語につい心を奪われてしまう。特に山本勘助の数奇... もっと読む
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