迷える空港 あぽやん3 (文春文庫 し 45-4)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167908478

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  • 成田空港で働くツーリストのスーパーバイザー遠藤のシリーズ3作目。一作目で慣れない仕事に奔走し、二作目で恋に仕事に奮戦した結果、遠藤の身に起きたことは。親会社の破綻、営業所の廃止、職を失う同僚、そして空港で働く人々の悩み。その先に見えてきたものは

  • 「あぽやん」、久し振りの第3巻。前巻から4年も経っていて続きが出るとはちょっと意外。それでも遠藤→伊藤淳史の顔はパッと浮かんでくるけどね。
    しかし、最初の話を読んで驚いた。ここでも伊藤淳史の困った顔が目に浮かぶ。確かにカラ元気出しながら、う~どうしよう…ってキャラは彼ならではだな。
    二つ目の話からは遠藤を取り巻く人々が一人ひとり主人公となって進むのだが、なんだか中途半端な人々が中途半端に再生したようなお話で、いまひとつ沁みて来ず。
    まあ、遠藤くんが元気になって良かったけどな。

  • 【TVドラマ原作「あぽやん」シリーズ第3弾!】航空業界にもリストラの嵐が。空港で日々奮闘する遠藤がついに出社拒否? 恋人の森尾他おなじみの面々も活躍のシリーズ第3弾。

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著者プロフィール

しんの・たけし。1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞候補となった『あぽやん』は、その続編『恋する空港 あぽやん2』とともに、テレビドラマ化され話題に。同シリーズは『あぽわずらい あぽやん3』で完結。著書は他に、『中野トリップスター』『カクメイ』など。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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