アンネの童話 (文春文庫 フ 1-5)

  • 文藝春秋
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909918

感想・レビュー・書評

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  • 『アンネの日記』のアンネ・フランクが、日記のほかに書き残していた童話&エッセイ集。
    解説の小川洋子さんに惹かれて読みました。

    少女らしい潔癖さと、それとは対照的に大人っぽい冷静な視点はやはり惜しまれる稀有な才能だったと思います。
    旅に出たり自然を眺めたり、祈ったりする話が多いのは、やはり自身の置かれた環境的なものが影響しているのかと思うと悲しいですね。
    ぜひ、アンネの日記とあわせて読んでほしいです。

  • アンネの日記を読んだ後にどんな物語を書いていたのかが気になり購入しました。

    アンネの日記を読んでからだと、より理解度が増した気がします。

    15歳くらいの子供かと思いきや時折ハッと気付かされる大人のような、そんな狭間をところどころ感じる文章でした。

    外の世界への憧れや想像力が溢れていました。

    挿絵が酒井駒子さんでくまのブラーリーがとっても可愛い!
    訳者はぐりとぐらなどでお馴染みの中川李枝子さん。
    あとがきも読み応えありました。

  • アンネフランクの童話集。
    やはり才能あふれる女の子だったんですね。
    エッセイも面白かったです。

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