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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167917531
作品紹介・あらすじ
あのことばだけは消え去らない。
その痛みだけは忘れられなかった。
15歳で早逝したダウン症の兄との思い出、ヒトラー・ユーゲントの来日……大家族二世代の物語はこの国の未来を照射する。絶筆長編。
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/764628詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夭折したダウン症の兄がいる絵美子が、いとこから「フテキカクシャ」と囁かれた思い出、、ヒトラーユーゲントを歓待したというおじおばたちの後悔とか、差別をテーマとして扱った小説。登場人物の関係をつかむのに手間取った。津島佑子にとって最後の作品とのこと。
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【極めて残忍な差別の、未だ恐るべき凡庸さ。絶筆長編】誰かが私に囁いたのだ――おまえの兄はフテキカクシャだと。戦前から二世代にわたる大家族の物語は、この国の未来を照射する。
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