反日種族主義 日韓危機の根源 (文春文庫 い 109-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167918491

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  • 李栄薫・編著『反日種族主義 日韓危機の根源』文春文庫。

    今月の文春文庫はノンフィクションが3冊。先に読んだ伊藤詩織の『Black Box』、内澤旬子の『ストーカーとの七〇〇日戦争』と2冊は余りにも自己中心的な安易過ぎる内容に撃沈。嫌な予感はするのだが、取り敢えず読んでみることに。

    韓国人の元大学教授の編著による韓国の内側から反日種族主義の真実に迫るノンフィクション。

    著者自らプロローグで、いきなり韓国は嘘の国、嘘をつく国民と言及しているのだが、いくら元大学教授とは言っても同じ韓国人である以上は、鵜呑みには出来ないのではと少し構えながら読み始めた。

    韓国は非常に面倒な国だ。日本が幾ら歩み寄ろうとしても、その度に裏切られ、痛い目ばかりを見てきた。その癖に日本の文化を模倣し、それを自国が創り出したと平気で嘘をつく嫌な国民性には辟易する。スポーツなどを観ても、反日感情丸出しの反則の連続に観る度に怒りが込み上げる。

    しかし、読んでみると様々なデータや証拠を示しながら、慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題など韓国の反日思想の象徴的な問題の真実を説明している。日本が同じように統治した台湾との違いは韓国の国民性によるものなのか。韓国に蔓延る反日ありきの歴史的事実の歪曲という噂つき国家の実態には驚くばかりだ。

    何故か1990年代に突然湧いて来た職業売春婦を従軍慰安婦と呼び変えた問題、韓国人同士の賃金不払い問題が日本企業が訴えられた徴用工問題、韓国の間違った歴史と地理的な知識から始まった竹島問題、なかなか興味深い。

    本体価格800円
    ★★★★★

  • どの国の人も自分の国を卑下したくないし、できれば誇りを持って暮らしたい。それは万国共通だと思うけど、国を憂うからこそ、研究者としての誇りかは、自国の歪曲された歴史を否定する1冊。研究者として素晴らしい。慰安婦問題や徴用工、竹島(独島)問題に請求権問題。日本人も正しく知っておきたい歴史的事実。

  • 【激震が走った話題のベストセラー】憂国の研究者グループが、慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題などを実証的研究に基づき検証。韓国に蔓延する「嘘の歴史」を指摘する。

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