- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167921569
感想・レビュー・書評
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織守きょうやさん、初読
現役弁護士から今は専業作家になったみたい
小説内の弁護士事務所の細かい設定がさすがでした
なかなかのイヤミス
難解なトリックとか分単位のアリバイとか、それも良いけど、この心理戦からの狂気みたいな小説はまたよろし。
花束は毒です
その花束を手に入れる為 手段を選ばない恐ろしさは、絶品
きょうやさん女性なんですね。このトリックというか罠を女性登場人物の為に女性が考えたというところが、鳥肌もの
プロローグ部分で 後に探偵となる女子中学生の多少厳しい正義エピソードから入る
この正義への対応が、ラストで事件の真実を報告するか否かの選択に影響するんじゃないかな
この読み手にも考えさせるというラストが好き
ハッピーエンド好きには向かないかも
男の子は震え上がるのでは -
出だしから興味をそそられて楽しめた。
もう少し探偵の女の子について触れられるかと思ったが、そうでもなかった。
知りたかったな。
その後のいとこもどうなったかわかると思ったがわからず。
ちぇ。
メインのお話は、どことなく不穏。
まぁ正直もうその人しかいないよねーとは思いつつも知りたくなく、頭の中をはぐらかして読んでいたが。
結果、いやーな結末へ。
どうなるの?これ。
読者にお任せ?
報復が怖くて言えないのか。
さくっと言ってしまうのか。
ラストは一気読みをオススメ。
読んでるうちにどんどん寒くなってしまい…
毒にやられたなー。
とにかく読んでみると寒さや毒を体験できると思います! -
予想外のラスト展開に背筋が凍った!怖っ!自分ならどうするだろうかと考えてしまう終わり方で、展開が何通りにも広がって想像しただけでゾクゾクする。面白かった!
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どんでん返しの衝撃がとんでもない。ポイズンだ。
私は未だに最後の究極の選択に、答えが出せない。
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どんでん返し小説。
わたくし、途中から見破ってしまった(^^)v
どんでん返しやミスリード作品をチョイスしていく内に、斜に構えスレた性格になってしまったのかしらん⁈と軽くショック(o_o)
憧れていた元家庭教師の近所のお兄さん:真壁と偶然に再会した木瀬。真壁が結婚目前に脅されたいることを知り、木瀬は探偵に脅している人物の調査を依頼した。調べを進めると…。
初読み作家は弁護士と兼業だそうで。通りで、木瀬や探偵:北見からの記述が、解説的で冗長。
もう少しスッキリ文章、読者を信用してほしいところ。表題がネタバレのようにも感じた。 -
信じることの不確かさ。
本当に事実を知っているのは当事者だけ。当事者以外は状況や証拠から事実ではないことを自分にとっての事実として信じるか、事実通りのことを事実として信じるか。
信じるという行為には、自分の正義がそれなりに反映しているように思えた。
自分の正義がどこにあって信じる方向がどこに向いているか、どこに傾いているかによって見える事実が少しずつ異なっていく。
どんなに中立な立場で物事を見ようとしても、機械ではないから気づかないうちに物事の見方が少しだとしてもどちらかに偏ってしまうというのは避けられないし、本当の意味で客観的に物事を見るという難しさも感じた。 -
図書館本
毒のある探偵。正義にまっすぐな男性。
結婚が決まった先輩には人に言えない過去があった。
その過去は真実なのか冤罪なのか。
クライマックスちょい前に、こいつの仕業か!と気づいた次第。私もまだまだだ。 -
序盤はキャラ紹介のようなインパクトのあるエピソード、終盤は突然ガラッと雰囲気を変えてドロドロ展開、その間がのっぺりし過ぎてるように感じた。関係者聴取と2人の頭の中を中心に、話に迷わないよう丁寧に導いてくれるが、さすがに丁寧過ぎてテンポが悪いかも。先輩のキャラで引っ張っていくかと思いきやそうではなく、冤罪ものかと思えばそうでもなく、着地点は予想外。全体的に綺麗過ぎるのかなとも思うが、この締め方だと毒の正体などは気持ちが悪く、その点とても良い。
あれはなぁ……。
でもこっちは良さそうかな?
狂気は好きです。
あれはなぁ……。
でもこっちは良さそうかな?
狂気は好きです。
隣人を疑うなかれ
キスに煙
読んだよー。
設定とタイトルに惹かれて手に取っちゃうんだよね。
隣人を疑うなかれ
キスに煙
読んだよー。
設定とタイトルに惹かれて手に取っちゃうんだよね。
自分ならどうするか考えちゃいます…
自分ならどうするか考えちゃいます…