岩瀬直樹―エピソードで語る教師力の極意

著者 :
  • 明治図書出版
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本棚登録 : 41
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784181380168

作品紹介・あらすじ

「この指導力が身についたルーツは?」「最初はこんな教師だった」あの著名教師が、自分の教師人生を支えてきた方法や発想を、エピソードをまじえて語る人気シリーズ。子どもが学びのオーナーになり伸びていく「最高のクラス」を作る先生=ファシリテーターになるまでの道のりと学び方を伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 岩瀬先生の、今までの思考の転換の経歴が述べられている本。
    岩瀬先生の本を読むと、いつも心が温かくなり、ちょっと前向きになれる。
    再読予定。

  • 夏休み読書6冊目。今、この本に出会えてよかったなぁと思います。面白かったです!!岩瀬先生が、今、こうして岩瀬先生としているのは、こういう学び、多くの出会い、ご家族との生活を経てのことだったのだなぁ、、、と納得しました。自分自身も、これまでの経過、学び、出会いを振り返り、ちょっと整理してみたいと思いました。じっくり振り返り、書いてみることで、現在地を確認できる。私自身が、いま、そしてこれから、どんな教育をしたいと思っているのか。いまの自分の実践が、どんなことに支えられているのか。どこに行こうとしているのか。自分と向き合い、いま自分はどこにいて何を見ているのか、現在地を確認することは、とてつもなく大切なことなのかもしれないと思いました。

  • 「にじみ出る人柄のエピソードこそが『極意』っ♪」
    信頼ベースの学級づくりを進める岩瀬先生のエピソードが詰まった本。
    題名の「教師力の極意」とあるけれど、「こうすればいい!」といういわゆる極意が書かれている訳ではない。岩瀬先生の実体験が、自然体で綴られている数々のエピソードを見ていると、子どもたちへの接し方や、岩瀬先生の姿がよ〜く伝わってくる。
    思い悩んだ時、「そうだよなぁ〜」とか「そうそう!そうなんだ!!」と思いを重ねて前に進める、元気の出るエピソード集。
    こんな雰囲気とエネルギーを大事にしていきたいなと思う。大切にしたい1冊。

  • 自分を振り返りながら読んだ本。
    真田、杉並、子どもとの関わり。
    子どもには力がある!と感じた体験。
    子どもが力を発揮できる場を作ろう思いました!

  • 夏の読書12冊目。

    ゴリさんとは何度もお会いしているのだけれど、全然知らなかった詳細なエピソードが満載。どのように歩んでこられたのかがよくわかりました。

    教師としての発見も数多くあったけど、一人の「人」として歩んでいる姿に刺激をもらいました。

    断らないこと、いろいろと試してみること。
    フィードバックをもらうこと。
    「こうしていこう」という指針ができました。

  • 岩瀬先生のライフヒストリーが綴られている。

    読み終えて、文章って人柄が出るなぁ〜と素直に思った。
    一言で言うと「温かい」。文章から、人や物事に対する温かさが滲み出てきている。そう感じた。

    謙虚で素直で、恥ずかしがり屋で…。なんだかとっても人間味のあるかただなぁ。ぼくもそうでありたいなぁ〜。なんだかほっこり、がんばろうって思えました。

    やっぱ岩瀬先生、大好きだなぁ〜

  • そうかー今自分の目指すクラス像に必要なこの方も、やっぱり丁寧に学びを重ねてきていたんだなぁ。
    少しマンネリ化してきてしまって。悩んでいたところにとてもいい、刺激をもらいました。
    信じて続けることは大切。読んでみたい本も増えました。

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著者プロフィール

1970年、北海道生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。埼玉県の公立小学校教諭として、4校で22年間勤め、学習者中心の授業・学級・学校づくりに取り組む。2008年度埼玉県優秀教員表彰。2015年に退職後、東京学芸大学大学院教育学研究科教育実践創成講座准教授に就任。学級経営、カリキュラムデザイン等の授業を通じて、教員養成、現職教員の再教育に取り組んだ。2018年3月に退職し、一般社団法人軽井沢風越学園設立準備財団副理事長に就任。2020年4月に幼小中混在校の軽井沢風越学園の開校を目指している。教師教育学会所属。大3、高1、小5の3児の父(2018年現在)。
主な著作に、『せんせいのつくり方――“これでいいのかな”と考え始めたわたしへ」(旬報社、2014年)(共著)、『最高のチームになる! クラスづくりの極意』(農文協、2011年)、『最高のクラスのつくり方』(小学館、2010年)他多数。

「2019年 『クリエイティブ・ラーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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