- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784182217272
感想・レビュー・書評
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森川先生の講演会を聞きに行ったことがあり、そこで先生のファンになりました。
一度だけですが、先生にお目にかかったことがあったので、本書から、先生の教師としての生き様や情熱が手に取るように伝わってきました。
「自立した人」を育てられるよう、多くの引き出しをもつとともに、すてきな言葉かけができる教師になりたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教員1年目、もしくは大学時代にこの本に出会っていたら少しは違っていたのかもしれない。でも今非常勤講師という立場ながら一度挫折した教員の道を再び歩き始めた自分にとって、一言一句が血肉になるようなありがたい一冊で貪るように読んだ。文中の「教育書や研修は子どもではなく"あの子"をイメージすると良い」ということばを受け、教卓越しに向かい合う生徒一人一人をイメージしながら読むと「うちのクラスならこうしよう」「なるほど明日からやってみよう」と次々とアイデアややる気が湧いてきた。何度でも読み返して教師として少しでも成長していきたいと思った。
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授業でどう子供の心に響く言葉掛けをしていくのか、具体例があがっていたことが、この本の最も有益なポイントだと思う。自分の褒め言葉のレベルから一つ上のボキャブラリーであったことも、非常に勉強になる。この質での褒め言葉が出来るようになりたいが、それは日々の実践で磨き上げていくものなのだろうか。いずれにせよ、アウトプットするにはインプットが不足している。こういった本に書いてある言葉をノートに書き溜めておくことが、インプットに繋がるのだろうか。やってみるしかない。