ノマドの時代: 新遊牧騎馬民族 情報化社会のライフスタイル

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784191439627

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  • ●騎馬民族のレジャーは、競馬と神楽と相撲。早く走ることは騎馬民族の誇りで移動社会の能力評価、音楽と踊りは自己催眠と発散、酢もは体力づくりの象徴。

    ●ノマドの社会はアドホック(非固定的)でゆるやかに連携する。

    ●ルートと場を結ぶネットワーク住宅。世田谷にに一間あり、丸の内に職場があり、渋谷になじみのマージャン屋、六本木に行きつけのカラオケバー、それらをつないだリゾーム的ネットワーク全体が彼の家となる。

    ●都市に住む新遊牧騎馬民族は、都市のさまざまな場をタイムシェアリングしながら、選択的に自分のネットワークをつくっていくことで自分の家にする。

    ●ウサギ小屋ではなくモグラ小屋
    動かされるのように24時間小屋に閉じ込められていない。モグラは大地の中に張り巡らせたトンネルを十二時自分の生活費空間として使っている。

    ●地縁社会にかわるのは多縁社会。

    ●人間同士の情報の直取引。場を、できるだけ多く持ち、情報を発症し、じゅしする人間が、新遊牧騎馬民族。

    ●合理化より二重構造、明確化より複雑化、構造化より脱構造、組織化より関係付け、挑戦より変容、指示より共示(コノテーション)が情報化社会を生きる新しいキーワード。

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