世界を震撼させた三日間

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784193547214

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  • ソ連8月クーデター(今、Wikiで調べた)の際、ゴルバチョフ氏が何を考え、どう行動を取ったのかというのを自ら書いた物の翻訳。

    ソ連に関し、知識が乏しいため、スッと内容が入ってきたかというとやや疑問だが、その三日間の間、街の雰囲気は一体どんな感じだったのだろう?

    ロシアというと、エリツィン氏、プーチン氏となにやら強面で目力が強いイメージが強い。翻訳の文体が丁寧な所為か、ゴルバチョフ氏は少しやわらかい印象を受けるが、所々で口汚くののしったといったような表現が出てくるので、やはりそういった荒々しい強さを持った人なのだろうと勝手に推測。

    それにしても共産主義というのは、何故まったく別の主義を認めないのだろう。それに違う民族が居る国が離脱しないようにという思考もイマイチピンと来ないなぁ。

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著者プロフィール

1931年3月2日、旧ソ連ロシア共和国スタブロポリ地方の農家に生まれる。55年モスクワ大学法学部卒業。ソ連共産党のスタブロポリ地方委員会第一書記、党中央委員会第二書記などを経て、85年3月に54歳でソ連の最高指導者である党中央委員会書記長に就任。ペレストロイカ(改革)に着手して国内の民主化を進める一方、新思考外交を展開した。85年11月にはレーガン米大統領とのジュネーブ首脳会談で、「核戦争に勝者はなく、その戦いは決してしてはならない」と合意したのをきっかけに、初の核兵器削減や東西冷戦の終結へと導いた。89年5月から、刷新されたソ連最高会議の初代議長を兼任後、90年3月にはソ連の初代大統領に就任。90年、ノーベル平和賞を受賞した。しかし、91年8月に起きた保守派によるクーデター未遂事件を機に国内での政治的権威を失い、91年12月25日、ソ連崩壊とともに大統領を辞任した。大統領退任後はゴルバチョフ財団の総裁を務め、講演活動や執筆、環境運動などに従事。人類共通の利益、政治思考の非軍事化、人間の安全保障の観点から世界に発信を続けている。

「2022年 『我が人生 ミハイル・ゴルバチョフ自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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