- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784193550481
感想・レビュー・書評
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バスケが好きならいまこそ読んでみるべき本。最初に読んだのはもう20ン年前。当時も思ったが、訳がバスケの言葉になってない。読みにくい。レベルは低い。しかし、この読みにくさこそが、この本が日本NBA興隆期の貴重な資料であることを示している。要は、こういうところから日本の海外バスケ受容はスタートしたのだ。そういう歴史的価値があるし、読みにくさに慣れると、どんどん引き込まれる内容ではある。冷静に読めばゴシップっぽい内容だが、「カートライトにボールを渡すな」と言ったのは本当か?とジョーダンはマスコミから指弾されまくった。当時、すでに神の領域にいたジョーダンに、ペンで対抗しようという筆者のジャーナリスト魂はただただ熱い。
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プロローグ 1991年6月
パート1 1990年春
宿敵デトロイト・ピストンズ
死闘
敗戦
パート2 1990年夏
ブルズのオーナー
臆病なセンター
クラウスという男
ジョーダンの”値段”
大型ガード探し
黒人の進歩を信じるホッジス
レヴィングストンの加入
メンバー集合
パート3 1990年10月
フィル・ジャクソンの決心
トライアングル理論
ヒッピーあがりのコーチ
チームワーク哲学
ピッペンの抵抗
大スター
パート4 1990年11月
反逆児チャールズ・バークレー
選手教育
期待の重荷
9時から5時までのプロ
誘惑とスキャンダル
ワンマン・チーム
ロードの過ごし方
ジョーダンの反乱
パート5 1990年12月
ホーレス・グラントの夢
ジャクソンのテスト
不器用な人生
ふかしまんじゅう
頭の痛い夜
報復戦
キングの自負
ふたりだけのバスケット
パート6 1991年1月
ヒューストンの怒り
控え選手たち
突破口
湾岸戦争はじまる
再び湾岸戦争
下り坂
ジョーダン・ルール
アームストロングの困惑
どん底へ
喜びなき幸運
パート7 1991年2月
トレード問題
不協和音
ゲームズマン・シップ
ピストンズに勝つ
天才のパートナー
オールスター・ゲーム
ブルズというチーム
パート8 1991年3月
チャレンジ
オリンピック体験
もう一つの戦い
医療スタッフへの不信
恐怖の日本遠征
少女の訪問
快進撃
苦手なフリースロー
50勝達成
気がかりな傾向
ジョーダン・ショー
”ラリー伝説”再び
パート9 1991年4月
キングの爆発
二五年の道のり
ディヴィジョン優勝
許し合い
アイアイザ・トーマスのゲリラ戦術
むち打たれ役
マイアミの休息
くたばれ!
団結の要因
パート10 ウォーミング・アップ
ピッペンの決心
オオカミの群れ
プレイオフ開幕
ジャクソン牧師
プレイオフ2回戦
長いタイムアウト
グループの鎖
セミファイナル突破
パート11 最後のテスト
カンファランス決勝
フリー・エージェント
MVP獲得
一体感
プレッシャー
バッド・バスケットとの対決
インタビュー
勝利への道
パート12 栄光の時
マイケルVSマジック
NBA優勝決定戦
脇役たち
挑戦者
スパイ合戦
騒ぎの中で
正しい裁き
偉大な瞬間
グローリー・タイム
感謝のことば 著者あとがきにかえて
訳者あとがき
解説