蒼き蝦夷の血 1 藤原四代清衡の巻 (徳間文庫 こ 9-15)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195674697

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  • 小説家東光さんがあれこれの後中尊寺貫首に。その東光さんが書く奥州藤原氏だからおもしろい。
    一巻初代清衡、前九年後三年の役、登場人物も多く、家系図を書きながら読みんだ。後の巻で伝説になる人たちの勢いある時代。
    比叡山の蓮光との出会いや、清衡が奥州に極楽浄土を作ろうと思ったいきさつが印象的だった。恩讐を乗り越えて蝦夷で討たれたもの、蝦夷を討ったものを供養するためと。
    「討つ討たるるは不幸な宿命」「討たれる気になってはならないが、まいて討つ気になっては相成らぬ」敵であっても憎んでも憎みきれない相手などなかった。

  • (1994.05.15読了)(1994.01.10購入)
    藤原四代 清衡の巻
    (「BOOK」データベースより)amazon
    初代清衡は波瀾の人であった。藤原秀郷(俵藤太)の血を引く父・経清は、蝦夷の娘を娶り、清衡を生した。だが前九年ノ役に義兄・安倍貞任と結んだ父は敗死、母は敵方の清原氏に再嫁した。清衡は父の仇を養父としたことになる。続く後三年ノ役。清原氏に仇を報いた清衡は、藤原氏に復帰し、父、養父双方の遺領をその支配下に置いた。奥州藤原王朝の草創であった。巨匠独創の史観で描く歴史巨篇。

  • 全4巻。

    炎立つと同じ話。
    でもあっちのが好き。

    和尚の文章はあんまし。
    絶筆だし。
    自分のために書いてる印象。
    それはちょっと好感。

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