- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784196695127
感想・レビュー・書評
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「ルパン三世カリオストロの城」をルパンとクラリスの名シーンを中心に、プレイバック。
宮崎駿が、語るルパン三世像についてのエッセイ、宮崎駿が語る「ルパン三世カリオストロの城」についてのインタビューなどを収録したスペシャル本。
「カリオストロの城」の着想を「幽霊塔」やルブランの「緑の目の令嬢」から得たことやスケジュールがきつかった制作裏話や悪役作りの難しさなどを宮崎駿が語るインタビュー。
「ルパンは時代の子だった」と語る宮崎駿のルパン三世像など、興味深い内容。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宮崎さんずきが好きな一冊。
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後日譚ではなく、宮崎駿へのインタビューがメイン。時代の雰囲気が伝わってくる。
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2017年11月21日読了。石垣島の宿・楽楽楽で読了。「ルパン三世カリオストロの城」クラリスの視点から映画のシーンを切り取ったコミック部と、80年代の宮崎駿監督へのインタビューからなる本。コミック部には映画に書かれていない要素は全くなく新しい発見は何もなかったが、後半のインタビューは読みごたえがあった。この時期が宮崎監督は脂が乗りきっていて、意欲・テーマ・体力に技術と全てが最高レベルにあったのだなあと思う。今の監督にかつてと同レベルの映画を作ることを望んでも無駄なこと、カリオストロからトトロくらいまでの傑作を作ってくれたことに感謝すべきなのだろう。
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カリオストロの城が公開4年後の、宮崎駿監督がクラリスを語る短過ぎるアニメージュの再録。まあ映画の絵コンテ本と思えばよいのだが、書名から「その後のハイジ」のような内容を期待していただけに、少しがっかり。
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1960年、70年代の話が面白かった。昔の人は車のエンジンから何まで詳しい。そういう時代だったのかな?宮崎さんの語る話がとっても興味深い。映画や本また読んでみたい。
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前半のカラーページで名作カリオストロの城の名場面とも思えるシーンがその前後とおおまかな流れとともによみがえりを思い出すことができた。
後半には宮崎さんの語りやインタビューやカリオストロの城への講評がのっている。
新ルパン三世誕生秘話とも呼べる話はすごく興味深かった。
またクラリスの魅力についても語られていて、そこがなによりよかった。
クラリスという女性像。
健気で凛としたその姿が思い浮かべることができ、
そこからその後のクラリスについても言及されている。
言うまでもなく、女は強し。
それを絵に描いたような女性それがクラリスなのではと思う。
強さの意味は、女性ならではの強さについて深められているように感じた。
とにかく魅力的であり、それにひきつけられたことは間違いないと思った。 -
カリオストロの城のクラリスが出てくるシーンがカラーで100ページ以上あるお値打ち品!
で、「あれから4年・・・」の意味は、読んでみてください!