- Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198603632
感想・レビュー・書評
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「パパってなんの役にたつの?」見知らぬ小さな子どものストレートな問いかけに、考え込んでしまうパパ…
おまけに引っ越しの日に仕事に行ってしまい、新しい家の住所が分からず帰れなくなってしまって…
パパは町で出会う一風変わった人達といろんな冒険をしながら家に帰る方法を探します。
ノルウェーの児童文学作品。ノルウェーの子どもたちはこの本を読んで家族の役割や家庭の温かさを思うのかな。さすが北欧。ハッピーエンドにホッとしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中までは、帰れないはずないでしょ、とちょっとイライラしたけれど、生まれ育った家になら戻れ、そこからいろんなことに気づいていく後半はよかった。
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ラグンヒルド・ニルスツン(作)
山内清子(訳)
はたこうしろう(絵)
『うちへ帰れなくなったパパ』
徳間書店 1995.9.
単身赴任の我が身にこたえる、このタイトル! (笑)
仕事に夢中のパパは引っ越したばかりの家から出勤しバスに乗ります。
たまたま座った席で隣り合わせ親子の会話がパパの運命を揺るがします。
「パパたちって、なんの役に立つの?」
パパは、この問いに全力で答えようとして思わぬ大冒険がはじまり、越したばかりのうちに帰れなくなります。
この物語を読んでいると、家族っていいな、家族って大事だな、家族あっての自分なんだな!
…と、行間に(確かに)あります。
パパって こんなに大変なんだ! って、よおくわかります。
あ、最後には変わったパパを見つけるのはママです。ママが評価してくれるのです。
だから、この本は、いい本なのです。(笑)
広い心で許してくれ〜!(泣) -
★★☆☆☆
いばりんぼパパが、引っ越した新しいお家にかえられなくなります。
バスで始発から終点まで、毎日往復するのが、セツナイ(・・;)
(まっきー) -
「パパって何の役に立つの?」
いつも仕事にかかりきりのパパは、会社からの帰り道、
引っ越したばかりの自分の家がわからずに迷子になってしまう。
そこからパパの不思議な冒険の旅が始まる……
作者のあとがきにある会話が印象的。
「ぼく、大きくなったら、ママになりたいな。パパになりたくないよ」
「えっ?どうして」お母さんはびっくりしてききました。
「だって、パパたちって、おうちにいないんだもの」
作者はこの会話からインスピレーションを得たそう。
本当に大事なことって何なのかなあ。 -
今まで仕事に夢中であまり家のことに感心がなかったパパは、ある日、
ママと子ども達が引っ越した新しい家の住所が分からず、何度も何度も会社から家にたどり着こうとバスに乗ります。
バスの中で小さい男の子に「パパって、何の役にたつの?」と言われたパパは・・・。
いろんな不思議な体験をするうち、「役に立つパパ」とは、に気付いていく冒険物語。 -
パパに読んでもらいたいね。