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- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198607135
感想・レビュー・書評
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13歳。思春期の入り口に立っている芽衣の成長を描く物語。
少女のままの伯母・祐恵の住む軽井沢の森を、ゴールデンウィークをすごすために訪れた13歳の芽衣と、6歳の芽衣の軽井沢での夏の出来事がつづられています。
涼しくさわやかな風が通り過ぎるような、清潔な少女の物語です。
イメージとしては、芽衣もあこがれるアン・シャーリーやセーラ・クルー。
ポリアンナの天真爛漫さも思い起こされ、芽衣のイメージが作られていきました。
物語の中心として語られるのは、主に6歳の芽衣ですが、だからこそよけいに13歳になった芽衣の成長が感じられます。
思春期の少女。
裕福な家庭で大切に育てられた芽衣。
まっすぐな少女の瞳に心の底まで見つめられているような気持ちです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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