本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198607364
作品紹介・あらすじ
未来人サム・マグルーダーは、時間理論の実験中の事故により、白亜紀の時代にたった一人で放り出される。偶然の事故なので、誰かが救出に来ることなどあり得ない。しかも時代は8000万年前の白亜紀、はるか未来にならなければ人類も誕生しないのだ。こうしてサムは、絶対の孤独の中で、ただ一人で生きていかなくてはならなくなる。肉食恐竜のうようよする世界で-。アーサー・C・クラーク絶賛の"白亜紀のロビンソン・クルーソー"物語。
感想・レビュー・書評
-
SF。冒険。
白亜紀にタイムスリップした男の物語。
恐竜が登場する作品では、恐竜との戦いが作品の中心になることが多いと思うが、この作品では"人間としてどう生き延びるか"という点が強調されている。
著者は生物学者ということで、学術書のような文章・構成の名残が感じられる。
著者が亡くなった1984年以前に描かれたため、情報が少し古いのは仕方がない。恐竜は爬虫類であり、変温動物であった等。
それでも、想像力を刺激される魅力的な作品であることに変わりはない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示