列島縦断鉄道12000kmの旅 絵日記でめぐる43日間

著者 : 関口知宏

• 徳間書店 (2004年10月23日発売)

作品紹介・あらすじ

北海道・稚内から佐賀県・肥前山口まで日本列島をJR線の一筆書きで縦断。その43日間を綴った絵日記を初めて完全公開!本人撮影の未公開写真、エピソード満載で贈る「究極の旅」の記録。

感想・レビュー・書評

[bukuroseさんの感想 · 2022年8月18日]

2004.5.6-6.23にかけてＮＨＫＢＳハイビジョンで放送された。ＪＲの路線だけを使い同じ駅を２度通らず、一筆書きの要領でもっとも長い距離のルートで日本列島を縦断。ＢＳ，総合でも再放送。毎日放送していたような記憶。何度かみたことがあった。

冒頭に一筆書きのルートが載っている。ナルホド。関口氏は稚内から、北から南へと行き、鹿児島から北上し佐賀県・肥前山口駅でゴール。４３日。11960Km、乗換223回。

自宅近くのＪＲは移動区間みたいな感じですいすいと通り過ぎた模様。目を引いたのが兵庫県の日本海側の餘部駅。餘部橋梁の絵日記と写真がある。これはコロナ直前くらいに旅行して行ったところ。だが、なんだか記憶と違う。橋げたが赤い。それに旅行時はエレベーターで上まで登った。確か事故があったはず、・・列車転落事故は1986年12月28日。新しい鉄橋は2007年3月から建て替え工事が始まり、2010年8月12日に供用が始まったとある。すると関口氏が行ったのは、事故後ではあるが、まだ建て替え工事が始まってない時だったんですね。貴重な旅行です。


2004.10.31第１刷　2004.11.30第２刷　図書館

[まいけるさんの感想 · 2021年9月5日]

BSで放送されていたこの番組を何度見たことだろう。日本12000kmを縦断する旅。
特に餘部の鉄橋と釧網本線。いいなあ。
ゆったりと列車に揺られてという感じではなかったかもしれないけど、贅沢の極み。
いつかやってみたい旅だ。
それにしても関口さんは絵が上手だ。ほっこりする。

[真田小僧さんの感想 · 2014年6月18日]

ほのぼの

[ひとこさんの感想 · 2011年3月5日]

2009/06/06読了

日本を列車で縦断、いいなあ。
このイラストはとても素敵で
いいなあ東北、行きたくなった
ＮＨＫでも再放送しとんよなあ
見てみたい。人との出会いかあ
いつかやってみたい
クーピーであんだけ書けるなんて！

[よぴ吉さんの感想 · 2010年12月3日]

　NHK-BSで放送された、列島縦断、絵日記の旅で実際に関口さんが書かれた絵日記です。
　日本のJR線を一番長く、一筆書きで書いた経路を行く旅。

　列車で行き会ったおばあちゃんとか、子どもとか、たまたま駅で会った野良猫とか。なんだかほのぼのします。
　いやあ、贅沢な旅だねぇ。
　個人的に、東京～桜木町間は、日記に同意。

[やまねむさんの感想 · 2008年6月8日]

この放映(しかも再放送)を見て
すっかりハマってしまった。

著者が決めたルールの１つに
「その日体感した事を1日の最後に必ず描く」
というものがあった。

色んなことを体感したけれど
一気に描きたい気持ちを抑えていた、と
テレビで本人が語っていた。


すごい絵が上手いのだよ…。。

[bounouchiさんの感想 · 2006年3月21日]

出版コーディネーターから企画を聞き、社内コーディネートをした書籍。老若男女に人気があり、サイン会の盛況ぶりは驚くほど。内容もほのぼのして、家にいながら旅をした気分になれる。ロングセラー本。

[今永大治さんの感想 · 2005年9月17日]

NHK衛星の記念番組「列島縦断　鉄道12000キロの旅〜最長片道切符でゆく42日〜」の中で関口知宏さんが描いていた絵日記です。番組を見ながらステキな絵だなぁと思っていたのですが、その絵日記が１冊の本になったのを知り、早速購入しました。
旅の１日あたり見開き２ページの構成になっています。心温まる絵と、関口さんの直筆のコメントが何とも言えません。関口さんと一緒に旅をしているような気分になります。１度読んだらおしまいの本が多いなか、何度も何度も開いてしまう絵日記です。

[kazz7さんの感想 · 2004年11月4日]

番組の中で、関口さんが綴った絵日記が完全な形でお目見えです。それにしても関口さん、絵が上手だ。イラストレータとしても仕事できるんじゃないかな？と思うくらい。この絵日記で番組を思い出して、和みましょう。

[てっとさんの感想 · 2004年10月21日]

今年の春にNHKハイビジョン(衛星放送第二)で放送された「列島縦断　鉄道12000km最長片道切符」の旅人、関口智宏が旅の中で書いた絵日記の書籍化。個人的には綺麗な風景が多かった番組だけにもう少し写真も掲載して欲しかったが、番組を見ていた人にとっては十分楽しめる作品になっている。番組のDVD化を熱烈希望

著者プロフィール

俳優・旅人・アーティスト。1972年東京都生まれ。立教大学経済学部卒業。1996年、ドラマ「MMR 未確認飛行物体」（フジテレビ）で俳優デビュー。以後、「あぐり」「利家とまつ」（ともにNHK）、映画「あぶない刑事リターンズ」「SHADY GROOVE」など数々の作品に出演し、また「スタジオパークからこんにちは」（NHK総合）の司会を務めるなど多方面で活躍。2004年「列島縦断 鉄道12000km 最長片道切符の旅」（NHK-BS）を皮切りに、JR線全線走破を達成。同じくNHK-BS「関口知宏が行く　ヨーロッパ鉄道の旅」（2005～06）、「関口知宏の中国鉄道大紀行」（2007）、「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」（2015～17）で、ヨーロッパ16か国と中国を鉄道で旅する。著書に、一連の旅をまとめたシリーズ、『「ことづくりの国」日本へ　そのための喜怒哀楽世界地図』（いずれも徳間書店）ほか多数。

「2022年 『こころをよむ　鉄道で行く　世界をめぐって人を知る旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」