- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198624576
作品紹介・あらすじ
ラッパ型の蓄音機のような構造物がこちらに茶けた"顔"を向けていた。新海英知がその正面に立つように招いた…。メディカル・サスペンス、バイオ・ホラー、SFがミックスした長編。
感想・レビュー・書評
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惜しい!
すばらしい逆システムという設定。徐々に明らかになる驚愕の事実。ストーリー展開は無駄を省いてどしどし進む。一気読みできる楽しさだ。
しかし、鳩がいかん。意味があると思えない。加えて登場人物がどれも薄っぺらい。
さらにラストにかけてオカルトチックになっている。ファンタジーといえばそうかもしれないが、なんか最後に物語を捨てたようにすら感じる。
いい題材なのに、残念だなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これ迄読んだ三島さんの本では一番面白かったかな。
パラサイトイブを感じたり、100年方がよぎったりもしたけど。
ただ、結局大本がだからなんだったの感否めず、この人はSFが描けずに、ファンタジー作家なんだろうと納得。 -
SF小説。
新しい生物を作ることと、既知の生物をいじること。
最先端になるほど、その境界は甘く、研究者一人一人の倫理観によって支えられるといってよい。
寄生虫と宿主。
その関係が入れ替わったとき、それは新しい生物となる。
いろいろと考えさせられた。 -
む、難し、かった...
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医療を選ぶことは 死に方を選ぶことなんだと思う