殺し合う家族

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 319
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198626983

感想・レビュー・書評

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  • 読んで後悔した本は、初めてです。

  • 安定の下品さ。
    でも実際の事件で同じようなこともあったような。
    「カリスマ」がオウムをモチーフにしていたように、
    この作品もそうなのかな。

  • 「北九州監禁殺人事件」を基にしたとてつもなくエグい作品である。あくまで「基」なので現実の事件とは違う展開を迎える点がミソである。
    よくもまあここまで鬼畜になれるよ、と言いたくなるほどだし、440頁、読みながら「まだこんなに頁残ってるの?」と絶望したくなった。
    悪人が死後、本当に地獄に落とされるのだとしたらそれだけが救いである。
    劇薬の如し作品だ。凄まじい。

  • 怖い、正月そうそうこんな本を読んでしまい後悔…
    図書館が長期休暇に入る前、読むものがないと苦痛なので、片っ端から借りてきた本の1冊。

    一番の被害者は紛れもなく、貴子。
    かわいそうに。

    もう二度と読みたくない。

  • 新堂さんらしい作品。
    洗脳され支配されていく。
    最後の終わり方も、現代の問題を抱えているような気がした。恐いからもう読まないW

  • 小説の良い所は想像出来る点だと思いますが
    これは想像なんてしていたらとても読めないので
    何も考えないようにしながら読みましたが
    読んだ後 やっぱり読まなければ良かったと思いました。

    実際にあった某事件を題材?参考?にして書かれたものだと言う事は知っていましたが
    まさに生き地獄で想像を絶する

  • つまらん

  • 一人の男にここまで狂わされるのは凄すぎ
    貴子の屈折してしまった愛そして無限地獄
    読み終えた時、貴子の祈りで涙が出た

  • 情けない人間だな。この緒方直子。死んだらいいのに。受動的なロボットこそ人間じゃないのに司法取引で死刑を逃れるとは。この物語では死刑されとるがな。やっぱこんなヤツら更生すんな。出てくんな。グロすぎる。もちろん松永なんていうまでもなく文句なく人間の皮をかぶった悪魔。この物語が実話だとは。長すぎる物語だった、いつ終わるのかホント長すぎる。実話にもっと近い形で書いてほしかった。なんでこうなるの?と疑問に思う動機が多い。本当はもっと緒方は逃げたり抵抗したりしたんだろうが家族に裏切られせたという、偽装葬式とかもあったんだしな。

  • 陰惨グロテスクものが好きな人にはオススメですが、苦手な人は本当に苦手かと。ストーリーは実際あった事件を元にしているとのことですが、こんな事あるんですね、現実感0です。恐ろしいし、こんな結末納得行かない!という読後感。グロ表現としても無理矢理感がありますので別の意味で納得のいかない場面も多かったですが、エグさはありました。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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