暴走ボーソー大学

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 105
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198630959

作品紹介・あらすじ

「ガッコウがなくなるぅ!?」房総の最下流大学でおバカな青春を送る学生たちに、突如襲いかかった大災厄。経営が破綻し、即廃校にするという。「お、俺たち放り出されるの?」極楽鳥研究会サークルの面々も青ざめた。"楽して生きる術を追求する"活動から一転、真相に迫ろうとする七人組。そして浮かび上がる理事長、官僚、暴力団までが仕組んだ大陰謀…。劣等生パワーが炸裂する!元気とおバカが感染る直球青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • オルガニストの作者がこんなの書くんだっての第一印象。

    ただ成功してるかというとぶっちゃけビミョー、いや悪くはないんだが畠中恵やモリミー推薦帯からの期待からすると物足りないなと。

  • 個性的な人が多すぎていかしきれてないような。途中から飛ばし読み。

  • 本屋で表紙買いしたはいいものの、表紙ほどの疾走感は特にクライマックスまで感じられなかった。途中からはスピード感も感じられ面白かったが、なんともスッキリしない読了感である。最後のまとめ方は綺麗だった。

  • 廃校になる大学の真相を求めて走り回る話
    結構みんなバラバラだった。極研
    もう少し、極研の仲良し感があればキャラ立ちしたんじゃないのかな、って思ったりも

  • "楽して生きる術を追求すること"を活動方針とするFランの房総自由大学極楽鳥研究会の面々は、突如学校が経営破綻するという事態に見舞われてしまう。突然の事態を不信に思った彼らはそれに立ち向かうことになる!

    パルクールやブラック企業といった最近の単語が多く取り入れられてるのが良いと思った。
    しかし残念ながら、この作者と僕はなにか徹底的に合わない。リズムが合わないというかなんというか、文章を読んでるとあらゆるところで引っかかってしまう。バクマン的に言えば周波数が合わない。
    面白さ云々以前の問題で、読むのが非常に辛かったです。でも、テーマというか内容というかなんというかはまぁまぁ面白いとは思いますが。

  • タイトル、装丁、「元気とおバカが汚染る直球青春小説!」という煽り文、すべてが予告していたカタルシスが提供されていなかった。

  • 何かの本の裏に載ってて、タイトルと紹介文が面白そうだったので。帯にも畠中恵や森見登美彦の推薦文が書いてあったし、ストーリー的にも面白そうなのに、、何か面白くないんだよな。いろいろ個性的なキャラがいすぎでごっちゃになるというか、あんまりキャラが生かされてないというか。何より文章が分かりにくい。読みにくい。全然引き込まれない。何度読むのやめようと思ったか。こういう青春物は好きなはずなのに。何かもったいない感じ。

  • おもしろかったけどすごく軽かった。
    あんな風に一人一人がそれぞれ特技をいかすという背景は大好き。
    割とたくさん人が出てくるので、覚えきるまで表紙の絵が役にたちました。
    意外とヤマカシと彰のかけあいがなんか好き。

  • 図書館の新刊コーナーで見つけました。

    物語が進むうちにどんどんひきつけられた作品!
    登場人物のキャラが濃い(笑)

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。東京大学工学部卒業後、家電メーカー研究者となる。98年『オルガニスト』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。01年『われはフランソワ』で直木賞候補。現在は専業作家として、良質な作品を上梓し続ける。

「2014年 『暴走ボーソー大学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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