全国民必読 経済ニュースのウソを見抜け!

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198633851

作品紹介・あらすじ

「日本は国債が暴落して超インフレになる」「欧州危機が米国に波及し恐慌が起こる」…etc.今日も経済ニュースにはウソがいっぱい。騙されないために知っておくべき経済知識をわかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 真っ赤色で包まれたカバーと本体で書かれた上念氏の"警告"?!的暴露本。
    ほんとマスコミでは触れていないことが書かれているので、
    ニュースってつくづくさしあたりない取るに足らないような内容しかやってないなあと思ったりする。

    まったく日銀は何をやっているのだか。

  • 氏の出演するネット動画等を見ている人にはもはや周知の事実となっている経済記事に関する偏向問題。
    これまで経済ニュースをあまり気にしたことない、という人には平易な書きぶりであるため入門として良いかもしれませんが(しかし著者はリフレ派の中でもかなりのおそらく狙って陰謀論的な見かたをしているようなので、バランスのために逆のことをいう人々の著作も同時に読むといいかと思います)。
    正直、三橋貴明氏、倉山満氏などと競演する動画が、ニコ動・YouTubeに多数ありますので、そちらの動画を見たほうが時短かも。

  • 以下の点、わかりやすく書かれていて、大変参考になった。

    ①名目GDP成長率=実質GDP成長率−物価上昇率
    実質GDPは国民が作り、物価上昇率は日銀が作る。
    名目GDPをあげる為には国民だけでなく、日銀も頑張る必要がある。

    ②為替レートはその通貨の実質金利が比較する通貨の実質金利より高いか安いかで決まる。
    実質金利=名目金利-予想物価上昇率
    で決まる。
    予測物価上昇率は、デフレを解消しないと上昇しない。これは日銀の責務そのものである。

    ③貨幣供給量を日銀は積極的に増やしていない。貨幣供給量と為替レートは一次相関するから、円高の主原因は日銀にある。

    上記3点より、日本経済停滞の原因であるデフレの犯人は日銀であること、
    デフレ解消の鍵は通貨供給量を増加させ、円高を解消し、実質金利を上昇トレンドに変える事で、消費・投資を促していく事である。

    アベノミクスそのものである。

    金利が上昇したときに、国内銀行が大量に抱えている日本国債の価値が暴落し、財務体質が悪化する事でどうなるか、について触れられていないのが少し残念であった。

  • 2017.7.1 期限7/15 返却7/6

  • 自分で考えて行動すること。
    情報源の都合の良い情報のみを流している可能性もある、新聞やテレビの情報を鵜呑みにせず、自分で判断すること。
    それはこの本にも言えることだと思うけれど。
    映画の中の世界かと思っていたことが、実際に起こっている可能性もある。一般企業の組織を大きくしたものが国という組織なのかもしれない。

  • 上念さんは自分の信念にわき目もふらず一直線♪本の内容は理解できなかったが男らしい。

  • 日本は欧州危機のような状況に陥るのか?
    経済ニュース、税金、負債、国の家計簿、ハイパーインフレ
    「円高なのになぜ不景気?」などの疑問に応えてくれる本でした。

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著者プロフィール

経済評論家。1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は1901年創立の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している。著書に『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(講談社+α新書)、『タダより高いものはない』『経済用語 悪魔の辞典』(イースト・プレス)、『官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済』(SB新書)、『日本を亡ぼす岩盤規制』『経済で読み解く日本史(全5巻)』(飛鳥新社)などがある。2013年12月より毎月、八重洲・イブニング・ラボ(https://y-e-lab.cd-pf.net/home)の主任研究員として講演活動を行っている。

「2019年 『大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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